BANDAI SPIRITSの玩具ブランド「超合金」シリーズが50周年を迎え、2024年に超合金「ガンダムシリーズ」が続々展開する。
1月30日に魂ウェブ商店にて予約受付が開始された「超合金 マイティーストライクフリーダムガンダム」を皮切りに、「ららぽーと福岡」の「GUNDAM SIDE-F」にて販売が決定した「超合金 MSN-04FF サザビー」、そして、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」より「超合金 ガンダム・キャリバーン」の立体化が決定した。
「GUNDAM SIDE-F」にて「超合金 MSN-04FF サザビー」が4月19日より発売決定
2024年2月16日 19:40
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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」より「超合金 マイティーストライクフリーダムガンダム」が1月30日に予約開始
2024年1月29日 11:59
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「機動戦士ガンダム 水星の魔女」より「超合金 ガンダム・キャリバーン」登場! 魂ウェブ商店にて3月8日予約開始
2024年2月21日 17:22
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「マイティーストライクフリーダムガンダム」は映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」にてキラ・ヤマトの新たな機体として「ストライクフリーダムガンダム弐式」に「プラウドディフェンダー」を装備したモビルスーツ。白い翼となる「プラウドディフェンダー」と頭部に搭載された「EQM-Y148 収束重核子ビーム砲ディスラプター」(以下「ディスラプター」)など劇場のスクリーンで大活躍を見せた。
「MSN-04FF サザビー」は「実物大νガンダム立像(RX-93ff νガンダム)」にて公開中の特別演出「RX-93ff ν GUNDAM from SIDE-F」にて登場するモビルスーツ。映像内に登場する新たな武装「ダブル・ホーン・ファンネル」を装備し「RX-93ff νガンダム」と激闘を繰り広げる。
そして、「ガンダム・キャリバーン」は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の最終決戦にてスレッタ・マーキュリーが搭乗したモビルスーツ。白を基調としたカラーリングに、胸部をはじめとするシェルユニットの発光が印象的だった。メインウェポンであるバリアブルロッドライフルを操る姿も記憶に新しい。
今回、コレクターズ事業部で本商品を担当している藤木裕也氏にインタビューを行なった。藤木氏の語る超合金「ガンダムシリーズ」の魅力や開発の経緯、オススメポイントを聞いてみた。
‟現実にガンダムがあったら”を超合金シリーズで目指した立体化
――「超合金」ブランド50周年を迎えて、今回「ガンダム」のシリーズ化の経緯をお聞かせください。
藤木氏:超合金「ガンダムシリーズ」の走りとして、横浜の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」にあります実物大「動くガンダム」を超合金で表現した「超合金×GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」がありました。この商品は「実際に1/1のガンダムを隣で見ながら、超合金を見ることができる」ので、実際の立像ガンダムで使われている合金素材部分をイメージして「超合金」シリーズで立体化され、立像のガンダムのメインカメラや目などの発光ギミックを入れています。そのため超合金「ガンダムシリーズ」としては、立像から始まり「ガンダムを実際のものとして見た時の合金素材がより強くイメージされるパブリックイメージとしての立像」を再現すべく生まれました。そこから「超合金」としてのギミックや表現が盛り込まれていきました。そして、「MSN-04FF サザビー」では映像演出での登場となっていましたので、ビームエフェクトやモノアイの発光が超合金では搭載されています。
藤木氏:そして、「超合金 ガンダム・エアリアル」で新作アニメ作品からの立体化が開始され、「マイティーストライクフリーダムガンダム」、「ガンダム・キャリバーン」に続いていく形となりました。
藤木氏:これまで商品化した超合金「ガンダムシリーズ」のコンセプトを受け継ぎつつ、新作TVアニメの放送というタイミングや「超合金」ブランドの幅を広げる意味でも「超合金 ガンダム・エアリアル」が誕生した経緯がありました。僕はその跡を継ぐ形で「マイティーストライクフリーダムガンダム」を担当しつつ、さらに「ガンダム・キャリバーン」へ繋げていきました。
――今回の超合金「ガンダムシリーズ」ではアニメの設定画の追求のみならず、「現実にガンダムがいたら」という造形表現をされているわけですね。
藤木氏:それに近しいですね。「実在のものがあるガンダム」と「最新作アニメのガンダム」が横並びで飾れるというところは念頭に置きつつ、ディテールの追加などをしています。「マイティーストライクフリーダムガンダム」では劇中の金色の関節部表現が再現されていますが、「MSN-04FF サザビー」と「ガンダム・キャリバーン」に関しては実際構造上に必要な部分にダイキャストを使用することがデザインの出発点となっていたりします。
――「超合金 マイティーストライクフリーダムガンダム」は上海の実物大フリーダムガンダム立像が元となった「超合金 ZGMF-X10A フリーダムガンダム Ver.GCP」の流れも感じますね。
藤木氏:その流れは感じられるように意識しています。
――「超合金 ガンダム・キャリバーン」に関しても「超合金 ガンダム・エアリアル」からの進化が楽しみですね。
藤木氏:そうですね。「超合金 ガンダム・エアリアル」から続いている商品で、「ガンダム・キャリバーン」も作中で発光する演出が多かったので、そういった発光ギミックの実装や再現にもこだわっております。キャリバーンは、コンペンション試作機として作られた機体なので、その部分の違いをマーキングであったり、パネルラインの違いや艶のあるホワイトを使用したりと明確に機体の出自を踏まえた差異を出せるように調整しております。
――今回「マイティーストライクフリーダムガンダム」、「MSN-04FF サザビー」、「ガンダム・キャリバーン」が超合金で立体化された理由はなんでしょうか?
藤木氏:立像という実在するものが建造されて、それらをコレクターズのアイテムとして落とし込んだ時にダイキャスト使用の関節やメッキ塗装や発光ギミックを搭載できる「超合金」ブランドが良いのではないかというところで立体化しています。それぞれの特徴を踏まえつつ、「マイティーストライクフリーダムガンダム」に関しては劇場新作ということもあり、「ガンダム・エアリアル」から新作を超合金化している流れ、そして関節部を超合金らしい金メッキで表現したいという意図から商品化されました。
藤木氏:「MSN-04FF サザビー」は「RX-93 ff νガンダム(実物大νガンダム立像)」という実在の立像がありつつ、映像の中で登場した機体になるので、立像と映像作品の間を繋ぐようなポジションとして立体化を目指しました。立像以外の超合金「ガンダムシリーズ」を商品化していく中で、ダブル・ホーン・ファンネルのギミックなども盛り込みながらも、立像としての「RX-93 ff νガンダム」と並び立つことをイメージして設計をしました。「立像がある『RX-93 ff νガンダム』の現実感や実存性に対して『MSN-04FF サザビー』のリアルな姿はどのようなものか?」という発想のもとにディテールなども盛り込んで商品化しております。
藤木氏:「ガンダム・キャリバーン」に関しては「超合金 ガンダム・エアリアル」に搭載されていた発光ギミックをより進化させる方向で開発がスタートしました。「超合金」の発光というギミックを踏まえて映像を観たうえで「『ガンダム・キャリバーン』はどういう表現ができるのか?」をさらに追及しています。胸や太もものシェルユニットの発光という「超合金 ガンダム・エアリアル」から発展させたギミックを盛り込み、超合金としての魅力を更に増した形での設計をしております。
劇中の煌びやかな表現を詰め込んだ金メッキとこだわりの塗装で立体化した新たなフリーダム
――「超合金 マイティーストライクフリーダムガンダム」について詳しくお聞きしたいと思います。まず、注目ポイントはどこになりますか?
藤木氏:「マイティーストライクフリーダムガンダム」はやはり金メッキ関節になります。ダイキャストを使っているからこその肘、膝の関節の金メッキ表現で機体としてのキャラクター性を落とし込めたのではないかと思います。そのうえで、背中の「プラウドディフェンダー」の翼のスライドギミックであったり、高エネルギービームライフルの連結、腰へのマウントギミックも合わせて、機体の特徴を質感と超合金のギミックで表現できたかと思います。
藤木氏:また、頭部の発光ギミックも搭載されており、差し替えパーツによって「ディスラプター」の開閉も再現できます。展開パーツを装着すると頭部のメインカメラ、目だけでなく、「ディスラプター」部分に丸穴が空いており、そこから光が出るようになっています。
――小さい頭部部分のさらにコンパクトな武装での発光ギミックの搭載は面白いですね。発光ユニットの光量や面積の大きさで変わってくるかと思いますが、「超合金」ブランド50周年の技術進化が伺えます
藤木氏:発光ユニットのサイズに関しても昔のものよりも小さくなっていますが、ある程度サイズが必要になります。さらにそこから発光させたい箇所に光を送る導光の仕組みも入れていくのですが、先達の方々が培ってきたギミックがあるからこそ「超合金マイティーストライクフリーダムガンダム」にもディスラプターの発光というギミックを盛り込むことができました。
――映画でも「マイティーストライクフリーダムガンダム」は驚愕の活躍を見せ、非常に煌びやかでした。本商品の金メッキ部分はまさにその劇中を思い出します。加えて、イエローゴールドの塗装なども華のある色合いになってしますね
藤木氏:全体の調和として、「フリーダムガンダム」、「ストライクフリーダムガンダム」の翼部分がブルーとブラックのカラーリングでした。今作では「プラウドディフェンダー」がドッキングして、白い羽の印象になったので豪華絢爛に煌びやかな方向にもっていく意図で金の色味を足しつつ、イエローゴールドで超合金らしさが出る彩色となっています。
――劇中ではエフェクトも印象的でしたが、立体として表現するには難しい部分ではありませんでしたか?
藤木氏:企画段階で「マイティーストライクフリーダムガンダム」の活躍はいくつか共有いただいたおりましたが、エフェクト部分は作中の活躍もありつつ、玩具表現として遊びにくさになってしまう恐れもありました。本商品では機体単体が持つ特徴をきちんと再現しようと金メッキを使ってみたり、実体剣の「フツノミタマ」もメッキで刀身の輝きを表現したりしてます。「プラウドディフェンダー」に関しても翼の可動によって、単体での飛行形態も再現できるように注力しています。
――劇中のドッキングも再現可能ということでしょうか?
藤木氏:機体としての関係性を表現できるように整えています。
――今回の立体化で苦労された部分はありますか? 例えば塗装のバランスなど、ゴールドの表現で気を遣われたりなど
藤木氏:そうですね。例えばすべてが金メッキしてしまうとバランスが崩れてしまう。関節部分の金メッキは決まっていたのですが、「プラウドディフェンダー」の金メッキ部分に関しては「白い羽の間に金色の羽がある」イメージ分けていて、中心となる「プラウドディフェンダー」本体、白い翼、内側のドラグーンと分割に考えてドラグーン部分を金メッキに仕上げました。
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・MBS
アニメと実像を繋ぐ‟現実感”を目指した福岡サザビーの超合金
――次に「超合金 MSN-04FF サザビー」について詳しくお聞きしたいと思います。こちらの注目ポイントはどこになりますか?
藤木氏:「超合金 MSN-04FF サザビー」関してはこれまで「ガンダム」を商品化してきた超合金「ガンダムシリーズ」の中では一気に毛色の変わる機体になります。最大の特徴である赤の色味はメタリック色やオレンジがかった色など、複数の色味を用いて単調にならないよう仕上げています。
藤木氏:エフェクトも注目ポイントになっています。ダブル・ホーン・ファンネルに装着できるエフェクトパーツは、発射口部分から発射されるものがあり、それに加えて銃身の両端から余剰エネルギーが放出されるようなエフェクトパーツも付けることができます。そして、2基のダブル・ホーン・ファンネルが合体した状態でも合わさった部分のエフェクトパーツを抜くだけで合体ができるので、エフェクトの派手さを出しつつ、遊びやすさも両立できたかと思います。
藤木氏:発光ギミックに関しても、モノアイとメインカメラが発光します。本商品ではモノアイを動かすために顎下につまみがあり、こちらを専用の補助棒を使うことで動かすことができます。
――これまでの立体のイメージだと頭頂部を外してモノアイ部分を動かす印象でしたが、挑戦的な機構ですね
藤木氏:今回バイザーパーツもあり、着脱が難しい構造だったのとLEDの導光ライン取りやパーツ構成も踏まえて、今回の機構をチョイスしました。
――今回の「超合金ガンダム」シリーズでは情報量のあるマーキングも魅力的ですね。
藤木氏:そうですね。ほかの「超合金」や「超合金魂」のシリーズと比べると超合金「ガンダムシリーズ」は少しテイストが異なります。「超合金」ブランドも派生して、様々なキャラクターを「超合金」にしていますが、その中だと「DX超合金」などはマーキング含めて機体を表現していて、それに近しい方向性になるかと思います。
――「超合金」シリーズといえば、スーパーロボットや合体・変形が魅力の一つになっていますが、リアルロボットとなる「超合金ガンダム」シリーズでは‟現実味のある造形”が根本にあるのが強く感じられます
藤木氏:はい、立像の存在によって「ガンダムが現実にあったら」という想像が視覚化され、その現実感を「超合金」のギミックとダイキャストのマテリアル感によって表現していくことが、超合金「ガンダムシリーズ」のスタートになっています。
――「超合金 MSN-04FF サザビー」の立体化にあたり、苦労された点はありますか?
藤木氏:やはり、赤の色味の選択です。複数の赤を使用してリアリティを出したい、「超合金 RX-93ff νガンダム」と並べたいというのがあったので、各色をどこに入れるか悩みました。例えば頭部は頭頂部がメタリック、後ろ側に広がっていく装甲面には濃いワインレッド、肩パーツも先端側にメタリック、内側にオレンジがかった赤を使うことでシルエットとして見たときに目につく部分をメタリックで整えつつ、内側にその他の色味の赤を盛り込むイメージで配色を考えております。
――複数の赤が使用されたことでかなりメリハリのあるシルエットになったかと思います。特にメタリックレッドで重厚感が感じられますね
藤木氏:曲面が多い機体なのでメタリックの色味が映えますね。また、パーツの色分けが入ることで装甲としての分割構造が見えて厚い装甲が重なっているという説得力を落とし込められたかと思います。
――また、通常のファンネル6基も付属して遊びの幅もかなりバリエーションがありますね
藤木氏:そうですね。「MSN-04FF サザビー」に関しては「RX-93ff νガンダム」と並ぶ機体ではあるのですが、映像だけの機体なので「アニメと現実の橋渡しをする」ようなイメージで「超合金」ブランドとしての遊び様を意識して立体化しています。
――なるほど。ダブル・ホーン・ファンネルを装備した「MSN-04FF サザビー」を再現しつつ、特別映像「RX-93ff νGUNDAM from SIDE-F」での活躍イメージも表現した遊びの幅を広げるアイテムになっているのですね。
発光ギミックでシェルユニットの輝きを追求。光による新たな挑戦を「ガンダム・キャリバーン」で表現
――最後に「超合金 ガンダム・キャリバーン」について詳しくお聞きしたいと思います。「超合金 ガンダム・エアリアル」から続く「機動戦士ガンダム 水星の魔女」からの機体ですが、注目ポイントはなんでしょうか?
藤木氏:「超合金 ガンダム・キャリバーン」における一番のポイントは発光ギミックです。作中でも胸部、額、脚部、肩、股間ブロックと複数のシェルユニットが発光しているのが印象的でした。これまでの「超合金」シリーズ商品でも胸部の発光は取り入れられていましたが、太腿部分についてはあまり例が無かったため、長い期間をかけて検証いたしました。
――外装の質感も艶のある色合いになっていますね。
藤木氏:「ガンダム・キャリバーン」は白を基調とした機体なので、今回の商品化では艶を強くすることで高級感を持たせつつ、光が当たった時に様々な表情を見せられるようにしています。また、ディテールの追加や要所のパール彩色によってその質感にもメリハリを持たせています。
――脚部の発光ギミックは独立した発光ユニットが備わっているのでしょうか?
藤木氏:「超合金 ガンダム・キャリバーン」では、胸部と右脚部、左脚部の3箇所それぞれに発光ユニットを搭載しています。そのため、ボタン電池も胸部に3個、各脚部に2個ずつ使用する形になります。
――脚部にもボタン電池が入るのですね。シルエットからは想像つかないですね。
藤木氏:「ガンダム・キャリバーン」のプロポーションが大きめの太腿をしていることもあって、上手く仕様に落とし込むことができました。また、肩の発光は天面部分の蓋パーツを外してライトを当てる集光ギミックを用いて表現しています。
藤木氏:また「超合金」の玩具的なギミックとして、バリアブルロッドライフルの推進ユニット「クアドラ・スラスター」が展開すると、カチッと伸展するギミックが備わっています。
――「ガンダム・キャリバーン」は光の表現に注力されているかと思いますが、シェルユニットのクリアパーツの表現はいかがでしょうか?
藤木氏:シェルユニットに関しても「ROBOT魂」シリーズの経験を踏まえて、造形しているところがあります。「ROBOT魂」では特徴的なラインをタンポ印刷で再現したシェルユニット交換用クリアパーツと交換することで劇中の発光を表現しました。
藤木氏:「超合金」ではその仕組みをアップデートする形で、シェルユニットの上側からライン以外の部分を黒のタンポ印刷をしています。中から光を通すとライン部分のレッドメタリックが際立ってラインが浮き出る形になっています。この部分は先に商品化されていた良い部分を引き継ぎつつ、「超合金」の発光ギミックに落とし込むことができたと思います。
――なるほど。
藤木氏:また、虹色発光はIRISメッキで表現する予定でして、「見る角度によって多彩な色を見せる」質感を楽しんでいただけるかと思います。
――バリアブルロッドライフルも背部のアームパーツで保持できるようになっているのですね
藤木氏:アームパーツにもダイキャストが使われています。バリアブルロッドライフルは長く、後ろ側に重心がある武器なのでアームで保持することで位置を固定しやすくなっています。また、肩口部分にもダイキャストが使われているので保持力はもちろん、引き出し機構によって両手持ちが出来たりと様々なポージングや表情がお楽しみいただけるように調整いたしました。
――ありがとうございました。少し踏み込んだ部分になりますが、今後「超合金ガンダム」シリーズの展望をお聞かせください
藤木氏:今後の展望としましては、今回の3機やこれまで発売された「超合金×GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」、「超合金 RX-93ff νガンダム」、「超合金 ZGMF-X10A フリーダムガンダム Ver.GCP」も「ガンダム」というコンテンツの中でも‟その時の顔になる機体”がアイテムとして展開されてきました。「超合金」は、メッキ塗装や巨大な武装、発光ギミックなど劇中の要素を様々な角度で再現し、お客様にも納得して楽しんでいただけるブランドです。今後新しい作品が展開される際には、それに合わせて商品も展開したいと思います。
――「ガンダム」コンテンツのその時々の最先端を「超合金」で立体化していく感じなのですね。
藤木氏:そうですね。「超合金」でも引き続き商品を企画していきたいと考えています。
――最後にユーザーへのメッセージをお願いいたします。
藤木氏:「超合金 マイティーストライクフリーダムガンダム」はご購入いただいた皆様、ユーザー様が持っているイメージのものが届けられるように開発を続けてまいります。「超合金 MSN-04FF サザビー」に関しては「GUNDAM SIDE-F」にて販売を予定しており、商品の実物展示も控えております。そこで特に質感部分の「赤をどのように使っているのか?」、「彩色、成型色含めてどのように落とし込まれているのか?」を見ていただきたいです。「超合金 ガンダム・キャリバーン」は、発光ギミックによる赤い発光演出に加え、IRISメッキによる変化のある輝きにご期待いただければと思います。
――ありがとうございました。
(C)創通・サンライズ
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