少し前に紹介したマンダロリアンと同時に発売されたビークルモデルのレイザー・クレスト。マンダロリアンと同じくノーマルVerとシルバーコーティングVerが発売されています。価格はノーマルVerが1,298円、シルバーコーティングVerが2,420円です。
コーティングVerはマンダロリアンと同じくランナーが銀塗装されています。
ノーマル版との比較ですがマンダロリアンと同じく成形色のシルバーは少しガンメタっぽい色で
シルバーコーティングVerは明るいシルバーになっています。
ビークルモデルは基本的に単色なので全てのランナーがシルバー塗装されていました。
シール類はキャノピーや掠れたラインなどを再現するシールが付属します。
後は本体の他、シリーズ共通のディスプレイスタンドが付属します。
スターウォーズの実写ドラマ、マンダロリアンから主人公のマンダロリアン（通称マンドー）が所有する輸送装甲シャトル、レイザー・クレストがビークルモデルで発売されました。
マンダロリアンと同様にシルバーコーティングVerとノーマルVerの2種類が同時発売されましたが
今回はシルバーコーティングVerを紹介します。
機体は両端に巨大なエンジンを2基装着した輸送船のような姿。前方にはレーザー砲が2門装着されています。
ビークルモデルという事で分割は簡素で成形色も一色なのですが、
シルバーコーティングVerでは銀塗装されているのでかなりきらびやかな仕上がりです。
スケール表記は特にないので縮尺はわかりません。ビークルモデルらしく手のひらサイズで手軽に組めるキットながら、そこそこボリュームもあります。
また立体的かつ精密なモールドも健在で、簡素な分割ですが見事な成形技術で立体感も損なわれてはいません。
キャノピー部分はモールドで再現され塗装またはシールで補う方式。両サイドのレーザー砲はそれぞれ2パーツで再現されています。
機首下部のモールドも細かく精密です。機体上面などはうまくパーツをかぶせる事でメカモールドが立体的に再現されています。
機体後端部もパーツを挟み込む事で複雑な形状が再現されています。シルバー塗装されていますがプラは黒なので一部ゲート跡が出ますが思ったより気になりません。
翼の両端にある巨大なエンジン。こちらも密度あるディテールと見ごたえがあります。
インテークやノズル部分は別パーツ化されているためフィンモールドなどもシャープでした。小さいのにも関わらずこの精密感は相変わらず凄いです。
コーティングを生かし、フラットブラック+ジャーマングレイで墨入れをしてシールを貼ってお手軽に完成させてみました。
付属するシールはキャノピー、掠れたライン、エンジンノズル部分に貼るのみなのでそこまで手間はかからないです。
シールはカイナスシールが使われています。ビークルモデルなどに使われる非常に馴染みの良いシールで曲面のキャノピーにもしっかり密着しますし、
爪楊枝などでなぞってあげるとモールドにも細かく追従します。
さすがに余白はありますが、掠れたラインなどが気軽に再現できるようになっていました。
シルバーもきらびやかですが重量感もあり良い色味だと思います。
モールドが多数あり情報量も多いので、スミ入れするのも楽しいキットになっています。
目立つゲート跡はクレオスのスーパークロームシルバー2でリタッチしてあります。墨入れはタミヤのエナメル塗料を使いましたが特に拭き取り時塗装が剥がれやすいという事も無かったです。
ビークルモデルだけではなく、そのうち普通のスケールシリーズでもキット化して欲しいですね。
同じビークルモデルのスター・デストロイヤー、ブロッケードランナー、スーパー・スター・デストロイヤーとサイズ比較。単品のビークルモデルの中では一番値段が高いのでボリュームもなかなかあります。
HGUCガンダムや同時発売されたマンダロリアンとサイズ比較。手のひらサイズでちょっとした時間に楽しめるキットです。
以上ビークルモデル レイザー・クレスト（シルバーコーティングVer）レビューでした。マンダロリアンと同様にコーティングの有無が選べるキットになっているため
気軽に楽しみたい方も全塗装したい方も困らない内容になっています。
ビークルモデルらしく短時間で組めるのは変わっていませんが、
分割が巧みで機体上面やエンジンなどのメカモールドも立体的かつ精密に再現されているのは非常に見応えがあります。
今回はシルバーコーティングVerを作りましたが、
銀塗装されているので墨入れ＆シールだけで見栄えする仕上がりになりサクッと楽しめる内容になっていました。
