GUNPLA EXPO TOKYO 2020で発売され後にプレミアムバンダイで受注された
RGクロスボーン・ガンダムX1[チタニウムフィニッシュ]。
価格は6,050円です。付属品はバスターガン、ビームザンバー、ビームシールド、ブランド・マーカー×2、
シザーアンカー用チェーン×2、ヒートダガー刃×2、アイパッチ、グレネード弾頭、キンケドゥ・ナウフィギュア、スタンドジョイント2種、
ビームサーベル×2、平手、持ち手、バスターガン持ち手の他、樹脂製のABCマントも付属。
シール類は変わらずリアリスティックデカールが付属。
ランナーの都合で余剰パーツも若干あります。
まずはコアファイター。1/144かつ小型のMSですがコアファイターもきっちり再現されています。
キャノピーはクリアパーツでスラスターの先端のイエローなども別パーツ化され色分けされています。
キャノピーは開閉可能。バーニアもスイング可能で内部に細かいモールドがあります。機体へのドッキングは差し替え無しで可能。
機首部分を折り曲げサーベル部分を上に跳ね上げて差し込みます。
以前キット化されたRGクロスボーン・ガンダムX1をベースにチタニウムフィニッシュ仕様としてキット化されたX1。
こちらは白部分がチタニウムフィニッシュで仕上げられ、他の成形色はメタリックカラーに変更されています。
チタニウムフィニッシュという事で白いパーツはホワイトメッキされていますが、
エッジ部分などは銀色が浮かび上がる特徴的な仕上がりで独特の硬質感があります。
他の成形色もメタリックカラーに変更され色も暗めになっているためよりメリハリが付いています。
それ以外は特に変更点はなく、ギミックや付属品なども共通。
豊富な武装パーツも付属するためかなり遊び甲斐のあるキットになっています。
頭部アップ。
額のドクロなども別パーツ化されエッジのシルバーが浮き上がるためモールドなども確認しやすくなっています。
ただ一部にゲート跡も出ます。
フェイスオープンは差し替え無しで可能。
頭部を分解してパーツを交換する事でアイパッチを再現できますが、
相変わらず非常に小さいため交換時の紛失には注意が必要です。
胸部はコクピットが開閉可能。
RGなのでパイロットまでは再現されていません。
バックパックのスラスターは基部がアドヴァンスドMSジョイントが使われていてフレキシブルに可動します。
腕部周り。
肩などもきっちり色分けされホワイト部分はチタニウムフィニッシュのため綺麗な光沢があります。
前腕はロール可能でブランド・マーカーが差し替え無しで展開可能。
キンケドゥ・ナウのフィギュアもチタニウムフィニッシュになっています。
腰部はフロントアーマーにシザーアンカーギミックあり。
サイドアーマーのハードポイント周りもきっちり色分けされています。
サイドアーマーにはバスターガンやビームザンバーを装着可能。
アーマーは全て可動し裏打ちパーツもあります。
脚部はアンクルアーマー後ろの鋭いフィンが全て独立可動。
脹脛のヒートダガーグリップは取り外し可能。
こちらもちょこちょこゲート跡が見える所があります。
足裏は肉抜きがなくモールドも細かいです。武器を装備させて。
今回も手持ち、内蔵含め豊富な武装ギミックがあります。
バスターガンは合わせ目も出ず専用の持ち手もありカッチリとした出来ですが
ちょっとゲート跡が目立ちます。
ビームザンバーは相変わらず躍動感のある造形で格好良いです。
ビームパーツは特に色に変更点はないようで蛍光色のため明るく見えます。
バスターガンとビームザンバーを合体させてザンバスターに。
こちらも差し替えなしで合体可能。先端にグレネード弾頭を取り付けできます。
可動範囲はノーマル版と変わりません。
シザーアンカーは腰アーマーが差し替え無しで展開。
さすがにチェーン部分は交換する方式ですがピンと伸びた造形で射出状態を再現できます。
ブランド・マーカー。
こちらもHGUCと比べると複雑な造形で迫力あります。
ビームシールドは1枚付属。
RGなので先端も鋭く十分シャープに仕上げられています。
ヒートダガー刃は足裏に装着可能。
メタリック成形色になったため見栄えは良くなった印象。
もちろん脹脛のグリップを外しこの刃を装着可能です。
ビームサーベルは2本付属。
手持ち用とコアファイターのサーベルは別になっていてどの武器にもダボがあるためカッチリ保持できます。
ABCマントは樹脂製でシワやダメージ表現も良く出来ています。
こちらもメタリック成形色になっているため
多少ウェルドラインは見えますが、シワの陰影などがよりわかりやすくなっています。
黒背景に変更。
メタリックのマントは結構独特な質感です。一部アンダーゲートが使われていますが、アンダーゲートになっていない所もあり
小サイズの機体のためちょっとゲート跡が気になる所はありました。
ノーマル版と並べて。
フレーム色が暗めになったのでメリハリが強調された印象。
メタリックの成形色も似合うと思います。・説明書が共通なので色レシピは変わっていませんでした。
以上RG クロスボーン・ガンダムX1[チタニウムフィニッシュ]レビューでした。
他のチタニウムフィニッシュ仕様と同様に白部分が特徴的なホワイトメッキ仕上げで
エッジにシルバーが浮き上がる独特の仕上がりが楽しめます。
ただ全てアンダーゲート化されている訳ではないので、目立つゲート跡やその周りのメッキムラはちょっと気になる部分がありました。
とは言えメタリックカラーに変更された他の成形色との相性も良く
躍動感のあるビームエフェクトと組み合わせるとやはり格好良いです。
特に武装類が省かれているといった事もないので、豊富なギミックでかなり遊べる内容なのも相変わらず良いですね。