完全な人型ではなく、可動も制限されるので、表現力という部分ではやや乏しいかも。ですがサイズ感のあるキットなので、下から見上げるように見ると迫力が出てきます。
ケリを繰り出すようなポーズも再現可能です。
ガシガシ動かしても弱さを感じさせず。各部の強度は高いです。浮かせた状態でのディスプレイだと、ディスプレイ用の3.0mm軸部分がキットの重みでクルッとなる場合があるので注意です。
高速飛行時の形態は、まず腕を可動させます。説明書はどのように向ければいいのかちょっと分かりにくい感じでした。要は画像のような向きにして脇に格納するようにすれば良いのかなと。
そして膝をくの字のように曲げてつま先を伸ばしたら、高速飛行時の形態に変形完了です。カンタン。
各部とも固定されるわけではないですが、関節強度は高いので飛行形態の形は崩れずに維持できています。
頭部上部のシートにはコアガンダムが搭乗可能でした。脚を内部に差し込んで搭乗させますが、取り出すときに引っかかって抜けにくくなったりする場合があるので、抜けない場合は分解などして破損させないようにします。
乗り物のように使うというのはなかなか面白いギミックですね。
後頭部と脚部にプラスアーマーを取り付けて、ウォドムポッド+(プラス)に。特徴的なフォルムになりました。
プラスアーマーは内側がくり抜かれた状態で比較的簡易的ではありますが、リボンのようなデザインになっています。
付け根のアームによって適度に前後可動します。側面のフィンパーツを外して組み換えるようになっています。
脚部のアーマーは膝から下の部分を包むように取り付けます。左右から組み合わせますが、前面の合わせ目は端でモールド化されています。
可愛らしさが表現されているように見えますね。
適当に何枚かどうぞ。
コアガンダムⅡと合わせて。
モビルドールメイと合わせて。
以上です。ウォドム同様に愛嬌あるフォルムで、懐かしさと共にディフォルメされた姿に可愛らしさを感じるキットになっています。見た目以上によく動きますし、強度もあって動かしやすいキットですね。各部の合わせ目もモールド化されていたりして見た目もいいです。
欠点的なものもほとんどないですが、ポージングさせた場合、ポーズがちょっと決まりにくい感じも。下から見上げるなど、どういった視点やポーズがこのキットにとってよりかっこよく映るのか、模索する必要もあるかもです。ポージングセンスが問われそうですね。
背部にコアガンダムを搭乗させられるなど、オリジナルのギミックがありますし、まだ謎なギミックや変形も少なからずありそうです。今後の展開やこのキットを使ったカスタムバリエーションなども期待しつつ、とりあえずはキット化を喜びたいですね。