
ガンダム00よりデュナメスに続きキュリオスもMGでキット化されました。
価格は5,500円です。

付属品はGNビームサブマシンガン、GNハンドミサイルユニット、GNシールド、GNシールドニードル、
腕部取り付け用ジョイント×2、グリップパーツ、平手パーツ、持ち手パーツ、
スタンドジョイント、アレルヤフィギュア、それにサーベル刃2本が付属します。

シール類はツインアイやコンデンサなどを補うホイルシールとマーキングシールが付属。

デュナメスのパーツが流用されているため余剰パーツもそこそこあります。


デュナメスから1年と2ヶ月ほど経ってからキット化されたキュリオス。
1/100も販売されていましたがMGでリニューアルされました。
今回はデュナメスのフレームを一部流用した構造になっていて
各パーツが鋭くシャープなデザインが格好良いです。


関節の多くはデュナメスの物が流用されているためポリキャップは使われておらず
全てKPSの関節となっています。
各所のコンデンサやケーブルなどの処理もMGエクシアやデュナメスと共通で統一感のある作り。
また装甲の色々な部分が開口されグレーのパーツが見える作りになっているため
立体感と密度感が高められたMGらしい作りです。


MGだけあり配色も細かい所まで成形色で再現。
黄色いダクト部分などもきっちり別パーツ化されています。
またコンデンサなどのレンズはクリアのレンズにクリアグリーンのレンズを被せる方式で
他のMG00シリーズ同様凝った構造になっています。




頭部アップ。
写真右側が旧1/100の頭部です。
アンテナや頬などのエッジはシャープになり細かいダクトなども色分けされ
頭頂部のセンサーもクリアパーツになりました。

ツインアイ部分はもちろんクリアパーツです。


胴体も複雑なデザインが再現されクラビカルアンテナは収納可能。
また腹部横のケーブルもホロパーツで再現されています。


胸部ですがコクピットが開閉可能なのに加え、レンズ部分を覆っている装甲も開きます。
また胸の左右ブロックも可動するようになっていました。


背面のドライヴですがデュナメスなどのようなたけのこ型ではないものの
わずかに引き出せるようになっています。


ドライヴはLED対応で2個セットする事で前後が光ります。
後端部もほとんど見えませんがデュナメス同様内部パーツも再現されていました。


機首となる部分のキャノピーのような所はクリアグリーン成形。
合わせ目は段落ちモールド化されていてモールドも細かいです。


腕部のコンデンサなどももちろんクリアパーツ。
肩も細かく色分けされています。
手首はデュナメスと同じで基部に可動軸があり親指以外を差し替えるタイプです。


肩アーマーはグレーのパーツでかっちり隙間が塞がれていてスカスカ感はありません。
合わせ目もディテールに沿ったものになっています。


後ろ側のプレートはBJで回転と若干の角度変更が可能。
立ちポーズのアレルヤフィギュアも付属しています。


腰アーマーは全て可動し、細かく装甲が開口されていてディテールも適度に入っていました。


リアアーマー裏にはサーベルが収納されていてグリップ部分を起こす事ができます。
股関節軸はスイングギミックあり。
また裏打ちパーツもしっかりありました。


大きなウイングが特徴的な脚部。


ケーブルはクリアパーツですがデュナメスと同じ作りでエクシアのように内部フレームの可動が見えたりはしません。
こちらの合わせ目もディテールに沿ったもので見栄えが良いです。


GNバーニアですがデュナメスと同じく展開ギミックがあります。
バーニアの反対側にあるグレーの突起を押し込むと連動してバーニアが飛び出します。


足首はつま先が可動し肉抜きもありません。


可動範囲など。旧1/100もそこそこ動く物でしたが
今回は胴体や肩などの自由度が大きく向上。
よりしなやかに動くようになっています。


デュナメスと同じような構造なので胴体の横スイングも可能。
胸の左右ブロックも可動します。


下半身もより動かしやすく脚も上げやすい構造になりました。
また膝の曲がり方も自然になっています。




旧1/100(写真右側)と比較。
太もも部分が長くなり各パーツのエッジもシャープになっています。
旧1/100もプロポーションは良く格好良い仕上がりですが
MG版ではさらに分割が細かくなり合わせ目なども見えなくなりました。
また裏打ちパーツなどもあり一気に見栄えが良くなっています。
また成形色もより濃いめのオレンジになっています。


上半身はディテールこそそこまで増えた感じはありませんが
各所が開口されグレーのフレームが見えるためより立体感のある作りになりました。

機首部分はどちらもロックがありきちんと閉じられます。
ただMG版の方がより下側に下げられるような形になっていました。


腕部は合わせ目も出なくなりオレンジのプレートに裏打ちがあります。



脚部は太ももの構造や長さがだいぶ違いますが
関節周りも結構変わっていました。


LEDをセットした状態。
胸部はかなり明るく光りますが、背面は側面しか見えないですし隙間も狭いので目立ちません。

武器を装備させて。



GNビームサブマシンガンは1/100(写真右側)と比べると
センサーがクリアパーツになり合わせ目も出なくなっているため一気に見栄えが良くなりました。
またブラックの成形色で色分けもされています。

センサー部分は収納可能でグリップも取り外せます。

持ち手にはダボがあるためガタつくこと無く武器が保持可能です。


スタンドジョイントは股関節に取り付けるタイプでスライド式のため簡単には外れません。


GNシールド。こちらは下側が旧1/100です。
色分けは1/100も良く出来ていますが裏面の肉抜きがなく見栄えが良いです。
もちろんMG版は合わせ目もありません。

先端を伸ばす事でクローが展開するギミックももちろん搭載されています。
旧1/100と比べるとクローの可動範囲が向上しています。
ただGNシールドニードルはどちらも差し替えで再現します。

シールドニードルの先端も十分シャープでした。


またクローは折り曲げるように動かしたり、クロー部分を回転させたりできるので複雑な動きが可能です。


前腕にそのまま取り付けますが左右にスイングできる作りになっています。


シールドは自分の物だと若干外れやすい印象があるので一応気をつけたほうが良いかも。

成形色のオレンジは透けも無く良い色味です。



1/100には付属しなかったGNハンドミサイルユニット。
こちらは2基付属します。
こちらも合わせ目のでない分割ですが特に変わったギミックはありません。

前腕接続用のジョイントが使える他、グリップパーツも取り付けできます。



グリップとジョイントは2セットあるので両腕装備も可能でした。