オプション
主な装備は、OVAで装備された背部ブースターと、ダイガンが付属。
スーパーミニプラでは稀有な多彩なハンドパーツ。
空手のポージング等、幅広い分野で活躍。
可動式の断空砲
固定式(埋め込み式)のものと異なり、多重関節でフレキシブルに可動。
これにより、断空砲フォーメーションも再現可能。
逆を言えば、これを差し替え無しで出来なかったのかと感じます。
飛行ブースター
巨大なウイングと二門のキャノン砲を併せ持つブースター。
造形やディテールに関しては、オプションとは言え優秀で、後方にはノズル等が精密に立体化。
機体表面のモールドも精緻に施され、クオリティは非常に高いのが特徴。
主翼のディテールも良好で、前後に可動。
飛行ブースター装備状態
大ボリュームのブースターにより、さらに力強いフォルムへ変化。
キャノン砲は前方に倒れ込むように可動し、砲身を正面に向けることも可能。
ダイガン
それぞれの銃器を合体させた武器。
ちなみに、各銃器はそれぞれ分離させ、携帯武器として使用可能。
ただ、クーガーとライガーはグリップが白化しやすいので、受け側を削ったりして、十分なクリアランスを確保したいところ。
本体と比較し、サイズは超合金魂版よりも大型化。
但し、両手持ちは不可能。
ちなみに、断空剣は別売。
キットには排莢状態のパーツも付属し、差し替えで再現。
アクション
ということで、「スーパーミニプラ ダンクーガ」でした。
スーパーミニプラの名に違わぬ多彩なギミックの数々により、変形を可能としてながら、合体まで楽しめるのは大きな魅力。
ダンクーガ状態でのプロポーションも良好で、フルアクション仕様で合体可能という点は驚異的。
また、専用ブースターやダイガン等のオプションの他、別売の断空剣ともう一種のウイングが用意される等、プレイバリューの面でも楽しみが広がります。
ただ、一番の問題は差し替えパーツの異常な多さで、大量の余剰パーツが発生。
予想外に差し替えパーツが多く、付け替えが途中で面倒になるので、ガシガシ遊びたいユーザー諸氏には不向き。
反面、塗装派には嬉しい仕様となっているのは、吉と出るか凶となるか。
また、あまりにパーツが細分化されすぎており、組み立てが苦痛になり兼ねないだけでなく、パーツの破損も懸念されます。
加えて、パーツ精度もやや甘く、ハメ合いも若干悪いのも特徴で、同じバンダイでも、ホビー事業部とキャンディトイ事業部でここまで差が出るのか・・・(困惑)
定価の割には、近年のプラキットとしてはお世辞にも良い出来とは言えないものの、多少手を加えれば十分な完成度を誇ります。
とは言え、現状では変形・合体を再現したダンクーガの立体物としては、最も安価なので、他の製品だと高額過ぎて手が出ない反面、こちらは比較的入手しやすい部類。
食玩で1万円近くするというものも考えものですが。
それはそうと、ブラックウイングもちゃんと立体化して、ファイナルダンクーガの再現にも期待したいところ。
別売のオプションパーツの詳細については、下記リンクよりどうぞ↓
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それではみなさん。
楽しいホビーライフを。