水上浮航や輸送機からの空中投下が可能な空挺戦車として1966年5月に制式採用されたアメリカ軍のM551シェリダン。軽量化のため車体をアルミ合金製とし、主砲には通常弾に加え対戦車ミサイルも発射できる152mmガンランチャーを装備するなど当時の最新技術を導入、1970年11月までに1,600輌以上が生産されました。ベトナム戦争中の1969年1月に初めて実戦に投入され、強力な多目的榴弾を使用した陣地攻撃などに威力を発揮。その後、1989年にはパナマ、1990年にはイラクにも派遣されるなど、長期に渡り使用されました。車体、武装共に従来の米軍戦車とは異質のスタイルを備えた人気の高いシェリダンが1/35MM、1/16RCモデルに続いて1/16 ディスプレイモデルとして登場します。
