ヘキサギアシリーズで新たなガバナー、エクスアーマータイプ：白麟角（ビャクリンカク）がキット化されました。
価格は3,240円です。
付属品は荷電式大型戦術刀、ライトウェイトブレード2本、平手、持ち手、
塗装無しフェイスパーツ、交換クローパーツ2種、刀用ジョイント各種が付属します。
ポーンA1などの汎用アーマータイプと異なり、より攻撃的な目的をもって開発されたという今回の白麟角。
本来はモノケロスという名前なそうですが、戦闘で活躍した一体を白麟角という名前で呼称しているそうです。
少し前に紹介したアーリーガバナーと異なり今回は侍モチーフで未来的なデザイン。
背面には拡張義肢ユニットが装着されています。
キットは今までのガバナーと同じ仕様で関節はABS＆POM関節。
手首にはPVCが使われています。
今回は頭部、腹部、脛に塗装済みのパーツが使われていてそのままでもカラフルに仕上がります。
ただやはり足首やマニピュレーターを始め、細かい部分は再現されていないためこだわる場合は塗装が必要です。
頭部アップ。マスクの目にあたる部分や髷の一部は塗装済みパーツです。
髷部分は回転が可能ですが合わせ目あり。
また目のスリットが塗装されていないフェイスパーツもセットされています。
胴体は腹部が塗装済みパーツですが、ポーンA1などのように軟質パーツではなくABSです。
背面は拡張義肢を取り外すとお馴染みのヘキサグラムがあります。
拡張義肢ユニットは肘にあたる部分がスイング可能で付け根が球体ジョイントのためスイングの他ロールも可能。
様々な位置に動かす事ができます。
また先端のマニピュレーターは付け根で回転が可能。
ツメは固定ですが角度違いで2種類付属していて好みの物を取り付けられます。
腕部は厚めの装甲が取り付けられています。
手首は持ち手の他は握り手と平手のみ。
どれもPVC製なのは変わりません。
脚部ですが脛部分が塗装済みパーツです。
太ももの装甲は3mm軸接続で回転が可能。
脚部の後ろ側には合わせ目が出ます。
足首は軸関節で良く動く構造でした。
可動範囲など。
胴体と首はかなりスイングできますが襟が高いデザインのため首の回転は制限されます。
肩の装甲は出っ張っていますがある程度回転できるため、若干逃がす事ができます。
脚部は全体的によく動き接地も良好。
太ももの装甲は回転可能なので動きも付けられます。
武器を装着した姿。
今回は全て刀タイプの武装となっています。
ライトウェイトブレードは1パーツで2本付属。
片側にピンがあり大腿部の装甲に取り付ける事ができます。
またジョイントパーツを使えば腰の後ろ側にもセット可能。
刀は1パーツですがかなりシャープに成形されていました。
ただし柄部分など細かい所は塗装が必要となります。
拡張義肢にも持たせる事が可能。
腰の3mm穴を使えば色々なスタンドが使えます。
こちらは荷電式大型戦術刀。
こちらも1パーツですがピンがないため本体に取り付けるにはどちらもジョイントパーツを使ってセットします。
こちらは一本のみですがかなり大型の刀です。
一応ギリギリ両手持ちも可能でした。
ライトウェイトブレード同様柄などは塗装が必要です。
もちろん他のガバナーの武装も拡張義肢のマニピュレーターに持たせられます。
後は拡張義肢を一度取り外し、マニピュレーターを足形状になったものに交換、
そして背面から腰に取り付ける事で
人馬形態へのチェンジが可能になります。
腰に義肢ユニットを取り付けただけなので可動範囲などは特に変わらず。
簡単な変形ですが四脚になるのは面白いですね。
もちろんヘキサギアにも搭乗可能。
オープンタイプのレイブレードなどには問題なく乗れますが
バルクアームは義肢ユニットや太ももの装甲を外しても頭部などが干渉ししっかり収める事はできませんでした。
最後に大きさ比較でポーンA1やあーりがバナーと並べて。
本体のサイズ自体は一般的なガバナーと変わりませんでしたが義肢ユニットや装甲が大きめでボリュームはあります。
以上ヘキサギア ガバナー エクスアーマータイプ：白麟角 レビューでした。
今回は以前紹介したアーリーガバナーと違い未来的なデザインのガバナーで
背面の拡張義肢ユニットが大きな特徴となっています。
塗装済みのパーツも多く、細かいラインなどは足りないものの配色は良く再現されています。
武器は3本の刀でシンプルですが拡張義肢に持たせる事が出来るので結構遊べます。
サブアームのように配置したり、人馬形態へのチェンジなど義肢ユニットとの組み合わせギミックが面白いガバナーでした。
