
S.H.フィギュアーツ スパイク・スピーゲルのレビューです。


全身。等身が高く細身なプロポーションなどは劇中のイメージ通り。衣装や肌の質感なども良好。

顔。元々目が小さく再現が難しそうなデザインであることを考えると個人的にはまずまずの出来。


複雑な髪形もわりと上手く再現されてて雰囲気は出てました。

別表情の笑顔。

こちらは目の位置や大きさが明らかにおかしく別人な印象。

別表情の驚き顔。

ビバップらしいコミカルな表情。口にちょっと違和感はあるもののそんなに悪くはない出来。ただ使い所はあんまり無さそう。

煙草をくわえた表情パーツも付属。

呆れと黄昏の中間みたいな複雑な表情。サイズが小さいこともありこちらも特別悪くは無かったです。

各部位など。衣装は定番のスタイルでディテールなども忠実に再現。ただ分割がかなり目立つ作りだったのはちょっと残念。

腰回り。


腕や足。体型は劇中通りかなり細身。しわの造形なども細かく見栄え良好。

背中。

可動は首は後ろへはあまり動かないですが前にはよく動き腰のスイング幅も広め。肩は120度程上げることが可能。

肘膝も深く曲がり股関節も引き出し式ではないものの前後横に大きく可動。接地性も良かったです。

オプション。

拳銃。武器はこれのみ。

サイズは通常のSHFとほぼ同じ。

適当に何枚か。

可動範囲は広く表情の付いた平手も付くのでスパイクらしい動きをさせることが可能。ただ笑顔の出来はいまいち。

直突き。腰もしっかり回転可能。足が大きめなのでバランスもわりと安定してました。

サイドキック。脚が大きく開くのでOPなどでも印象的な蹴りもほぼそのまま再現可。

飛び蹴り。

驚きの表情。こちらを付けるなら食いしばり顔のような戦闘用の表情の方が良かったかも。

OPダッシュ。

肩は内側へも結構動くので拳銃の両手持ちも可能。

若干傾きますが膝立ちも問題なかったです。

走りながら射撃。個人的にビバップでは一番好きな回は道化師の鎮魂歌。

同時発売の魂OPTION Brick Wallを使って終わり。以上、S.H.フィギュアーツ スパイク・スピーゲルのレビューでした。
元々期待値がかなり低かったのもありますが、通常顔や髪形の再現は意外とよく出来ており、プロポーションなんかも概ねイメージ通りで質感の安っぽさも無く、新規のアニメキャラSHFにしてはそんなに悪くない印象でした。
交換用の表情が煙草以外微妙なのは惜しかったですが、可動は良いので劇中ポーズの再現などで遊ぶのもわりと面白かったです。
出来に関しては良いわけではなく、そんなに悪くはないといったくらいな感じですが、スパイクの手頃なアクションフィギュア自体がほとんど無いのである程度妥協出来る人ならなかなかオススメです。