
PGでダブルオーガンダム セブンソード/Gがキット化されました。
以前発売されたPGダブルオーライザーのバリエーションキットで価格は24,840円です。

付属品はGNバスターソードII、GNソードIIブラスター、GNソードIIロング&ショート、
GNカタール2本、GNビームサーベル刃2本の他に

GNバスターソードIIとGNソードIIブラスター用懸架ジョイント、GNバスターソードIIシールドモード用保持パーツ、
GNカタール用ジョイント&追加パーツ、ワイヤー、刹那フィギュア、固定持ち手、武器用スタンドが付属します。
武器保持用スタンドはMGなどでたまに付属するアクションベース1と似たタイプです。

付属のシール類。(コンデンサのホイルシールは使う前を撮り忘れてしまいました)
マーキングシールと擦り付けて転写するタイプのデカール、それにツインアイやコンデンサを補うホイルシールが付属します。

余剰パーツ。
こちらは変更があった胸や肩、膝パーツの他GNシールドなどの一部が余剰となります。
なので旧タイプの胸部と肩部も一応組む事ができます。


まずはフレーム状態。
PGなので全身のフレームが再現されています。
キットの可動部にはポリキャップとABSが使われていますが
ダブルオーライザーがベースとなっているので肩、肘、手首、膝にはクラッチ機構があるのも変わりません。
また発光ギミックを楽しむ場合LR41のボタン電池が4つ、CR2032のコイン電池が2つ必要になります。


頭部は発光ギミックがありLEDユニットが仕込まれています。
ツインアイのパーツはクリアパーツですが黒い縁取り部分は色分けされていません。
シールはありますが発光ギミックを生かしたい場合、
塗装もしくはシールの一部を切り抜いたりする必要があります。


もちろんパイロットの刹那フィギュアも付属しています。
フレーム部分には装甲を付けるとほとんど見えなくなる所にもホログラム仕様のケーブルが埋め込まれています。
コンデンサの内側にはホイルシールを貼ります。



脚部も細かいディテールのあるフレームでコンデンサ下のフレームが展開可能になっています。


装甲を取り付けた姿。
キットの大部分は以前発売されたダブルオーライザーを共通なのですが
セブンソードに合わせ膝の装甲が新規になりました。
また肩と胸部の装甲が一部変更。胸が小型化され肩アーマーは逆に大型化。
バランスが若干見直されていました。

ドライヴに武装を取り付ける場合、付属のジョイントパーツを取り付ける必要があります。


武装を取り付けた姿。
腰にはもちろんGNソードIIロングとショートを取付可能。
今回はセブンソード/Gという事でGNソードIIブラスターも立体化されています。
両ドライヴに巨大な武装が付くため完成時はダブルオーライザーに負けないボリュームがあります。


武装は巨大ですがしっかりドライヴ部分に固定可能でした。
ただオーライザーのバインダーより巨大で重く、ドライヴ周りのフレームにかなり負担がかかる感じがします。
ダブルオーライザーの場合バインダーがドライヴ周りのリングで回転できましたが、
こちらはジョイントで固定されるためリング部分での回転はできません。


PGなので色分けも細かく再現されています。
腕などの装甲には隙間があり内部フレームが見えるディテールも相変わらず格好良いです。
背負い物がない分、ダブルオーライザーよりは立たせやすいですが
足首が重さでふらつく感じがあるので長時間飾る場合はなにか支えになる物があった方が良いと思います。

もちろんブラスターを外して通常のダブルオーセブンソードにする事も出来ます。
ただこちらはバスターソードの先で支えないと左側に腰が傾きやすいです。


頭部アップ。黄色いアンテナが新規で若干短くなっています。
PGなので顔つきは非常にシャープで
頬やダクトなどもプラの厚みを感じさせません。
またマスクのスリットも開口されています。


発光ギミックは特に変わらず、額やツインアイ、コンデンサが発光します。


GNドライヴも発光しますがそれに加え回転ギミックがあり
コーンの先端を押し込むと発光しながら徐々に内部のリングが高速回転します。
ドライヴはダブルオーライザーと変わらないものです。


胸部は胸ダクト周りが小型化されました。
胸ブロックは開くように可動します。


コクピット開閉ギミックももちろんあります。
立ちポーズの刹那フィギュアも付属していました。


バックパックはバーニアにも細かいディテールがあります。



オーライザー接続部分は開閉可能。
ドライブ周りの可動も変わらずフレームは上下左右にスイング。
ドライヴ自体も前後に向けられる他、青いパーツ部分で若干スライド可能。

ドライヴ部分の裏面もしっかりディテールが入っています。


腕部は装甲の隙間からフレームが見える作り。
コンデンサ部分と肩にはクラッチが内蔵されています。


指はフル可動手。全ての関節が可動します。
武器の刃パーツは蛍光樹脂でしたが、コンデンサなどは普通のクリアパーツでした。


フロントアーマーやサイドアーマー周り。
フロントアーマーは分割されていてそれぞれ独立可動します。
またサイドアーマーは装甲をスライドさせる事でGNソードII用のジョイントが使えるようになります。


リアのサーベルラックも画像のように可動します。


フロントアーマーは基部でも展開が可能。
また股関節にはスイングギミックがあります。
股関節下のカバーをスライドさせるとスタンドジョイントが出てきますが、キットには本体用スタンドは付属しません。


脚部も基本流用ですが、膝はセブンソードに合わせ新規に。
大腿部の一部にはクリアパーツが使われています。


カタール接続部分は丸軸です。
コンデンサの色味は通常のダブルオーライザーより若干明るめになっていました。


足首はつま先などが細かく可動します。

足裏にはゴムシールの滑り止めを貼り付けるようになっています。


可動範囲など。胸や肩が一部新規になっていますがダブルオーライザーと構造は変わりません。
肘もしっかり曲がり腰も干渉を気にせず回転可能。
肩もまずまず上がります。


肩はある程度前方にスイング可能。
腰も横にスイングできるのですが、この部分が重さに負けやすく
装備する武装の組み合わせによっては体が左右に傾きます。



下半身も特に変わらず。
膝と股関節は良く動くのですが、足首は重さを支える関係もあるのか接地はいまいちですし
前後にもあまりスイングできません。