本帖最后由 红色的风 于 2018-9-18 00:08 编辑
MG ダブルオークアンタフルセイバー レビュー
MG 1/100 ダブルオークアンタフルセイバーは、『機動戦士ガンダム00V戦記』に登場するダブルオークアンタのバリエーション機『ダブルオークアンタフルセイバー』の1/100スケールモデルキットです。GNソードⅣやGNガンブレイドが付属し、組み替えによってセイバーモードやライフルモード、GNカタールモードといった形状に変化。大ボリュームのソードを装備したダブルオークアンタになっています。価格は5,940円(税込み)。
複数のソードを装備したダブルオークアンタフルセイバー。MGダブルオークアンタに新規のバックパックや肩のGNソードIVなどが追加された形になります。フルセイバーはプレミアムバンダイからRGでキット化されましたが、今回のMGは一般での発売となっています。
MGダブルオークアンタ本体は、アンテナが新造され、アクションベースが2からクリアーのアクションベース5に変更された以外は2010年に発売されたものと変わらず。MGガンダムダブルオークアンタのランナーがそのまま付属しています。
MGガンダムダブルオークアンタ用の内部パーツ類はABSですが、新規で追加されたバックパックやGNソードⅣなどのパーツはPS素材になっています。
両肩に大きめのGNソードIVやGNシールドを装備しているため、背負っている重量はまずまずなものになっていますが、組みたてた直後だと関節強度はそれなりにあるので自立は問題ありません。ですがあまり頻繁にポージングしてヘタれると弱くなってくるかもです。
撮影しやすくするため、両肩にあるGNソードIVやGNシールドは取り外してから各部を見ていきます。GNソードIVやGNシールドは、バックパックアームからのダボ接続になっています。
武装を外した軽装スタイルのダブルオークアンタ。細身でスタイリッシュなフォルムです。各部がパーツによって細かく色分けされているので、マスキング塗装などはあまり必要なさそうです。
頭部。アンテナがよりシャープなものに新造されただけですが、全体的にキリリとした印象に変化しています。シャープになったことで破損につながりやすくなっているので、取り扱いには注意が必要かと。
額や側面のコンデンサなどがクリアーグリーンパーツで色分けされ、内側には文字の入ったシールを貼るようになっています。今回はシールは貼っていません。
胸部。エアインテーク内部など、複雑な形状の各部がパーツによって細かく色分けされています。中央のGNドライヴクリアーパーツには『00Q』の文字が印字されています。
上下の青と赤外装パーツを展開し、内部のコックピットハッチを開くとコックピットが露出します。コックピットハッチは奥にあるので、先の細い道具などで開いたほうがラクです。
内部は適度に造形され、刹那のパイロットスーツフィギュアが入っています。
腰部。前後ともT字型の細身でシンプルな造形です。
フロントアーマーは裏面がシンプルな造形ですが、リアアーマーは全体が裏打ちパーツになっています。
サイドアーマーもそこまで複雑な構造ではないですが、外装下部パーツの位置を変えてマウントパーツを取り付けることでGNソードⅤがマウント可能です。この外装下部パーツは外れやすいので、ポージング時などはポロリに注意が必要です。
右腕部。二の腕から下は左右腕部ともほぼ形状が同じですが、前腕のアーマーが左右で違います。右腕部には前腕を包み込むような青いアーマーが装備されています。二の腕は筒型で、前腕は前後挟み込みタイプですが合わせ目はモールド化されています。
右肩アーマー。前後挟み込みタイプですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。青い部分がワイドに展開する造形になっています。側面にも関節部を隠すような白いアーマーを装備。
左腕部。前腕にアーマーがないので、右腕部に比べて全体的に細身になっています。手首と肘側面にはクリアーパーツによるGNコンデンサが露出しています。
左肩アーマー。右肩に比べ小柄で形状も少し異なります。こちらは側面に白いアーマーはなし。
手首は上下にスイング可動します。ハンドパーツは親指、人差し指と残り3本が可動するタイプ。手首もスナップを効かせるように動かせます。
脚部。細身の造形で、複数パーツの組み合わせなので合わせ目は出ません。
ふくらはぎ後部の青いアーマーは裏打ちパーツが造形され、上部のダクトも内外パーツで色分けされています。
アンクルガードは前後に展開可能。膝とふくらはぎ側面にもクリアーパーツでGNコンデンサーが造形されています。
足首から下の部分。軽装ですが、複数パーツで細かい可動が可能になっています。
バックパック。通常のダブルオークアンタとは異なるフルセイバーならではの造形で、コンデンサではなくGNドライブを装備しています。
アームは各部がフレキシブルに可動します。
背中の造形はMGダブルオークアンタと変わらずで、本体内部にはGNドライヴが格納されています。GNドライヴは下部のストッパーを下げて引き抜きます。
GNドライヴにはLEDユニットが2個内蔵可能。表側のドーム型クリアーパーツは、LEDユニットを内蔵していない状態で押さえると反対側に抜け落ちるので注意です。
裏面のクリアーパーツも抜けやすいので、説明書に記載のとおり、裏面にシールを貼って少し干渉させることで抜けないようにしています。クリアー台座も付属し、単体でディスプレイも可能です。
右肩に装備しているGNソードIV。細かくパーツ分けされていて色分けも申し分なしです。組み合わせ構成はRGとあまり変わらない印象。先端が別パーツ化されているのはちょっと気になるかもです。
GNソードIVはGNガンブレイド3本と刀身、グリップ部分といった各ユニットに分離が可能。グリップパーツは伸縮が可能です。
GNガンブレイド。合わせ目は出ない組み合わせになっています。そのままブレイブモードとして保持が可能。
剣先を曲げてグリップを作ることでガンモードに。銃口も造形されています。
GNガンブレイドを2本組み合わせることでツインエッジに。小回りのきいた薙刀風の武器になります。
GNソードⅣの刀身とグリップ部分を組み合わせ、グリップを伸ばしてGNガンブレイドを1本取り付けるとセイバーモードに。GNガンブレイドは両脇に取り付けてもよりソードっぽくなっていいかもです。(説明書には記載されていません。)
GNソードⅣの刀身部分に、ガンモードに変形させたGNガンブレイドを取り付けることでライフルモードにも変形可能。
さらに刀身部分を前後逆に取り付けることでまた違ったライフルモードが再現可能です。
刀身部分にグリップ部分とガンモードに変形させた3基のGNガンブレイドを取り付けることで、GNランチャーモードにも変形可能。
GNソードⅣは、単体でかなりの複数の武装を再現できる楽しみがあります。
GNシールド。ダブルオークアンタから付属している武装になります。複数パーツの組み合わせで重量感があります。合わせ目はモールド化されているので消す部分はありません。
ダクト類は別パーツで色分けされ、表面の青いアーマーも展開可能。裏側も細かいモールドが入っています。
内部のGNドライブも起こして展開可能。両脇も上下にスイング可動します。GNドライヴは前後がクリアーパーツになっています。
MGアヴァランチエクシアやMG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと比較して。特別大きくもなく、アヴァランチエクシアとはほぼ同サイズになります。アヴァランチエクシアよりもクアンタフルセイバーのほうがかっちりとした造形でふらつきがありません。