「APE起動 カタパルト接続 ストライカーパックはエールを装備します。
エールストライカースタンバイ システムALL GREEN
*路CLEAR! ストライク発*どうぞ!」
「キラ・ヤマト!ガンダム!行きます!!」
■METAL BUILD 「エールストライクガンダム」レビュー

“加速する鋼の一撃(ストライク)”
「機動戦士ガンダムSEED」より、主人公「キラ・ヤマト」が搭乗した初期主役機「ストライクガンダム」。
劇中でも印象に残るエールストライカーパックを装備した、
「エールストライクガンダム」が≪METAL BUILD≫で登場!
価格:25920円(税込)
今回、参加したメカニックデザイナー「大河原邦男」氏からは新たなストライカーパックのアイデアを、
チーフメカ作画監督「重田智」氏はストライクガンダム本体のスタイリングを監修。
「MULTI-MATERIAL-FRAME マルチマテリアルフレーム」を採用し、
特徴的な金属フレームは2色のメッキにより重厚感や荘厳感を表現。
兵器らしさをコンセプトに置いたエールストライクガンダムが、
ハイエンドクオリティな商品として発売されました。
ダイキャストをふんだんに活かした重厚感が、
カッコイイモデルとなっている印象です(^^
パッケージ&中身


付属品

専用台座&ジョイントパーツ

■ストライクガンダム
フロント

全高:約18.5cm
様々な立体化を果たしてきたストライクガンダムですが、
メタルビルド版としてシルエットやプロポーションバランス、
各部位のフォルム等にかなりアレンジを施したモデルとなっております。
合金を大胆に露出させる事で非常にエッジの効いた造形なのが特徴的。
細部の塗り分けも非常に精密でしげしげと眺める毎に感動する始末ですね。
劇中では後のフリーダムやストフリからするとやや地味な立ち位置のストライクですが、
以前発売されたデスティニー、ストフリ等のギミックやパーツ構造を踏襲しつつ、
取捨選択されたスタンダードなモデルとして仕上げられている印象です。
外装はアンダーゲートを採用しているのでゲート跡といった箇所は殆どなく、
表面処理を施したような見た目の仕上がりなのも素晴らしいです。

リア

俯瞰

上半身

外装は光沢感のある塗装と半光沢な塗装となり、白色はホワイト、クールホワイト、
ライトグレー、シルバーといった複数の色で構成。
青色もブルー、ダークブルー、アクセントにスカイブルー。
胸部の青い外装はメッキ感のある表面となりキレイです。
兵器を意識したタンポ印刷によるマーキングもデスティニーやストフリよりも増え、
見た目の情報量が多くなっております。
個体差はありそうですが塗り分け精度といった品質も良好でした。
下半身

合金部分が多いので重量感があり、
接地はこれまでのSEED系の中でも特に安定性が高いです。
ダイキャストは色味の異なる2色を用いており、
更に塗装のアクセントとしてレッドゴールドが配置されています。
頭部正面アップ

メインカメラやアンテナはメタリック塗装。
非常に精密でシャープな造形となっており、塗装精度も良好です。
デスティニーやストライクフリーダムに比べるとアレンジは抑えた感じのストライク。

イケメンですね。
可動範囲

可動域も非常に広くこれまでのSEED系メタルビルドに見られた構造を採用。
胸部の前屈により連動する腹部のスライドギミック、
肩部アーマーの開閉、肩部引き出し式関節、開脚や接地性も良好です。
気になったのは肩部の引き出しがちょっと固めだったのと、
大腿部のロール軸が、大腿部外装と干渉するので狭く内側にはあまり動かない所。
股関節の可動に余裕があるとSEEDポーズが決まり易いのでちょっと惜しい感じです。
個体差はありそうですが全体の関節保持力は良好な感じでした。
肘、膝関節共に約135度以上可動。

脹脛スラスターの可動。
新規ギミックとして、足首は爪先と踵の引き出し機構を搭載。
立ち姿の安定性が向上し、飛翔ポーズ時の見映えとで選択可能となった感じ。
アーマーシュナイダー

ストライクの主兵装アーマーシュナイダーは交換用手首を用いて装備可能。
グリップ力は良好。
折り畳んで腰部に収納可能。
肩部はハードポイントが可動。
今後の活用に期待したいですね。

背面には、ストライカーパックを装備する為のジョイント口が存在。
■エールストライカーパック
フロント

メタルビルド版は大河原邦男氏のアイデアを採用し、
よりメカニカルなギミックやディテールアレンジが施されています。
より、兵器らしく戦闘機を思わせるデザインとなり、
シャープな造形がカッコイイモデルとなっています。
ストライク本体は光沢仕上げだったのに対して、
エールストライカーは全体的にマット塗装が施され、
赤色はレッド(艶消し)と、メタリックレッド(艶消し)、
アクセントにレッド(光沢)となり、質感が非常に上品。
リア

各部位のディーテルや塗り分けも精密です。

翼はそれぞれ独立可動し、保持力も良好。
専用のスタンドによりそれぞれ単体でディスプレイが可能。

浮遊ではなく、接地させて飾る事が可能な支柱も付いているのはちょっと嬉しい所。
■エールストライクガンダム
フロント

横幅:約33cm
ストライクガンダムはシンプルな装備でしたが、
エールストライカーパックを装備すると派手なシルエットとなります。
主翼を広げた状態は派手で格好良いですがディスプレイスペースは必要ですね。
ダイキャストを使用した本体側の重量があるのでスタンドポーズも安定。
ただ、デザイン上仕方ないですが、エールストライクを装備すると頭部の可動、
肩部の可動においてやや制限が掛かります。
リア

ビーム・ライフル

エールストライクの標準武装となるビーム・ライフルを装備可能。
グリップ力も良好。
フォアグリップが可動し両手持ちも可能。
塗り分け精度も良く、情報密度が高い仕上がりです。
腰部背面と側面の両方にマウント可能。

シールド

基部のジョイントは、ヒンジ、ボール軸となり、フレキシブルに角度を調整可能。
ボール軸がちょっと固めですが保持力安定性は良好。
ビームサーベル

グリップ力は良好。
エールストライクの基部に収納可能。基部はボール軸。
オリジナルギミックとして、
主翼は縦の可動が可能となり、収納状態やポージングに幅が広がりました。

比較画像
ストライクガンダム、ストライクフリーダムガンダムを並べてみて。
(画像サイズ大き目)

ヒロイックで派手なストフリ程のインパクトはないですが、
ダイキャストフレームの露出が格好良く堅実な作りとなっています(^^
以下、適当に。





「やめてよね・・・。
本気で喧嘩したら、サイが僕に敵うはずないだろ」



「ぼ、僕は・・・
殺したくなんかないのに~~~!!」

ようやくSEEDの初期主役機「エールストライクガンダム」がMETAL BUILDで発売。
これまでのデスティニー、ストライクフリーダムといった極端なアレンジは今回無いですが、
質実剛健な造形とダイキャストを大胆に露出させた見映えの良さ、
重厚感が溜まらないカッコイイモデルとなっている印象です。
露出した合金は面積も多いので見栄えが良く、
マーキングや塗装による情報量の多さ、ダイキャストの質感表現が素晴らしいです。
ゲート跡等も殆どなく細部の塗装精度といった品質も高めでした。
可動域も十分広く、足首のスライドギミック等は面白く、様々なポージングが可能。
ただ、大腿部のロール軸において外装が干渉し、やや狭い感じなのが気になる所。
全体の関節保持力は良好な感じでした。
価格は高めでプレイバリューはシンプルとなり、
以前のストフリ程のインパクトは無かったものの、
標準的な武装は一通り付属し安定した逸品に仕上がっていると思いました。
次のラインナップはエヴァンゲリオン?、グレートマジンガー?の模様。
METAL BUILD ガンバレルストライカーの受注も開始され、
ランチャー、ソードストライカーパックや、
バリエが出来そうなルージュといった今後の展開も気になる所ですね。
以上、METAL BUILD「エールストライクガンダム」レビューでした。