海洋堂 WF夏 NEXT DOOR Project FILE:06 望月桂Ver. 量产样品

红色的风楼主LV11.传奇

2018-07-27 15:21 发布于 未知

1楼
本帖最后由 红色的风 于 2018-7-27 15:24 编辑

そんなこんなで、ワンフェス開催まであともうわずか2日(!)。ワンフェス開催終了後まで製品開発日記を続けても意味はないので、今回は金型製作用レジン原型〜PVC成型品の彩色サンプル〜最終的な量産サンプルまで、ラストスパートをかけて残りの作業を総ざらい状態に綴っていきますね。

それではまず今回も、グッスマ(グッドスマイルカンパニー)さんの中国工場から届いた金型製作用レジン原型のチェック作業から入りましょう。
▲もう毎回お馴染みの光景なのでくどくど綴る必要はないですね。画像左側が金型製作用に分割〜再構成されたレジン原型、右側がChilmiruさん(うろこもん)自身にレジンパーツを組み上げていただいたパーツ組み付け見本。金型製作用に分割〜再構成される段階でどうしてもレジン原型が多少削れてしまったり歪んでしまったりするため、そこをグッスマさんの中国工場に修正してらうためには海洋堂側の厳密なチェックが必要となるわけです

このプロジェクトをスタートした際には「金型製作用レジン原型をフィニッシュへ持って行くのにいちばん手間がかかった」と言っても過言ではないのですが、さすがにそこはお互いの経験値が高まり今回も比較的さくっと作業が完了。

次は、今作のこだわりのひとつである「グッスマさんに懇願した、フィギュアの膝に穴を開けてベース側に突き出しピンを設け、フィギュアとベースががっちりと固定できるという仕様への加工中」の画像です。

▲まあ、「見てのとおり」なんですが、同じ「立ち膝ポーズ」だったFILE:03 賀茂川Ver.ワンダちゃんではこの加工を意図的にしなかったんですね。やはり、肌色の生膝に穴を開けることが生理的に許せなかったというか……もっともその結果、「円形ベースの上にフィギュアをただ乗せるだけ(つまり振動などが生じるとフィギュアはベースの上からずり落ちてしまう)」という仕上がりとなってしまい、「……これはやはり何か違うな」という反省が残ってしまったのです

というわけでFILE:06 望月Ver.ワンダちゃんはニーハイソックスを履いていたため、自信を持って(?)膝に穴あけ加工をすることができた、と。
でもこのあたりの加工(というか仕様)って、対象がやはり“美少女キャラ”なのでそのジャッジはかなり悩みますね……。

それでは矢継ぎ早に続けますが、次はグッスマさんから届いた彩色T1(PVC成型品における最初の彩色サンプル)に対する、こちらからのコメントバック画像を。
いま見返すと自分でも「……言いたいことを自分勝手に厳しく言い放っているな〜(汗)」という自覚はあるのですが(グッスマの開発担当Y氏、本当にスイマセン!)、ただしここで己の審美眼を押し殺してしまうと最終的なプロダクトの仕上がりに雲泥の違いが生じてしまうのも事実なのです。

▲画像はつねに左側がChilmiruさんによるペイントマスター、そして右側が彩色T1。赤文字で記された「要修正ポイント」を読んでいただければ、「このままプロダクト化されたら困ってしまう」という海洋堂サイドの(失礼は承知の上での)必死さが読み取っていただけるのではないかと

▲さらに望月けいさんのほうからも、「こんな感じに目周辺のタンポ印刷を修正していただけませんか?」という修正案が届くことに

キャラデザ担当なので当然と言えば当然なのですが、この望月さんの超的確な修正案をグッスマさんに汲み取っていただければ「……なんだよ、簡単に修正できるじゃん!」と皆思われるかもしれませんが、じつはそれほど簡単な話ではないのです。
というのも、Chilmiruさんが「よかれ」と思って目周辺の造形をかなり立体的に造形してしまったため、いくら修正を繰り返しても二重部分のタンポ印刷版がそこへ的確に到達せず、結果、まつげと二重のラインがキレイに繋がらないという問題に最後まで悩まされることとなってしまったのでした。

さらに、望月さんの修正案画像内の目とChilumiruさんのペイントマスターに描き込まれた目の形状が微妙に異なっているため、グッスマさんの中国工場としては「どちらを立てれば正解なのか分からない」という混乱が生じてしまうことに(滝汗)。
それゆえに、グッスマさんから無彩色の顔面パーツを望月さん宛に送っていただき、望月さんにはハイマッキー(油性サインペン)の極細をさらにカッターで削り込んで超極細油性サインペンを作成していただいたのち、「望月さんが思う最良な目(眉毛含む)のタンポ印刷版を描き込みそれをグッスマさんに送り返していただくという非常に面倒……というか、手間のかかる手法を選択することになりました。

▲画像右から、彩色T2(彩色T1とは目周辺のタンポ印刷版が一新されていることに注目!)、Chilmiruさんによるペイントマスター、彩色T1、そして望月さんが超極細ハイマッキーで理想の目周辺のタンポ印刷版を手で描き込んだ顔面パーツ。もちろん望月さんの手による修正案がベストと言えばベストなのですが、もうここまで来ると「……何をそこまでこだわっているの? バカなんじゃない!?」と言われてしまうと二の句が告げないレベルではあるのです(泣)。ちなみにグッスマさんの開発担当Y氏から「どうしてもピックアップしてほしい望月さんなりのラインを教えてほしい」と問われたため、下側の画像ではそこを赤い楕円で囲っています。逆に、「ここは前髪で完全に隠れてしまうので割とどうでもよい」という部分は水色の楕円で囲ってみました

▲こちらは数時間後に望月さんから届いた、「超極細加工のハイマッキーでの描き込みでは限界があったので、こちらを参考にしていただければ……」というリクエスト画像。いやもう、ホントに最後の最後までありがとうございました!

ある意味こうした海洋堂サイドからの「無茶ぶり」の連続に対し、グッスマさんは見事、……というかミラクルレベルで応えてくださいました。

その結果、彩色T3が彩色T2よりも明らかに*化していたため「これで量産に移行していただいて結構です」というアンサーを返していたのですが、その後グッスマさんから届けていただいた量産サンプルにおける目のタンポ塗装は、彩色T3よりもさらに*化していたのです!!

▲上下の画像とも、左側が彩色T3で右側が量産サンプル。画像内では「二重とまつげがキレイな線で繋がりました」としか記していませんが、望月マニアな方には左右の瞳形状(とくに右目)をじーーーーっくり観察していただきたいです。黒目下側のRが緩くなり、望月キャラ度数が上がった旨が確実に見て取れると思います

……ええっと……この状況に達したのが、包み隠さず言いますとなんと6月末日で、プロダクトの量産〜梱包〜日本へのシッピングを考えるとまさに「ぎりぎりセーフ」としか言いようのない状態でして(汗)。マジで、今回は(今回も?)グッスマさんのおかげとしか言いようがないです。
グッスマさん、今回も本当にありがとうございました!!
というわけで、“ワンフェス”こと『ワンダーフェスティバル2018[夏]』の開催日は明後日=7月29日(日)10:00〜17:00。会場は幕張メッセ国際展示場の1〜8ホールです。
http://wf.kaiyodo.net

「ワンフェスって一応名前は知ってるけど、実際に行ったことはないなー」という望月ファンの方は、午後からでもよいのでぜひ会場を訪れてください(FILE:06 望月けい版ワンダちゃんの販売場所は4ホール内 ワンフェス オフィシャルグッズショップ、もしくは1ホール内『WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 28』ブースとなります)。
とくにワンフェス オフィシャルグッズショップではFILE:06 望月けい版ワンダちゃんの製品を多数用意してお待ちしておりますので、仮にワンフェス会場へ夕方到着したとしてもたぶん(←断言はさすがにできませんが)購入することができますよ〜!

それではワンフェス会場にてスタッフ一同、お待ちしております!

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