30MMシリーズに新たなエグザビークル、ホイールモービルVer.が登場。
価格は1,188円です。
付属品ですが交換用ホイール&ホイール接続ジョイント、ハンドル追加ジョイント、
そして自由に使えるジョイントパーツが1つ付属します。
シール類はありません。
多彩な支援メカをリリースしている30MMのエグザビークルシリーズ。
今回はホイールモービルVer.というセグウェイ風の2輪メカが登場しました。
組み換えによる変形ギミックもあり「ホイールモード」と「ホバリングモード」にチェンジが可能です。
こちらは「ホイールモード」でステップの横に安定感のある太いホイールが付き長いマフラーパーツなども特徴的。
陸地での高速走行を得意とするモードです。
キットですが先に発売されたエグザビークル(ウイングモービルVer.)のリデコキットとなっていて
一部のパーツが流用されています。
ですが目立つホイールやマフラーなどは新規でデザインも大きく異なるためそれほどリデコキットといった感じはありません。
2輪タイプですがホイール部分と後部のスラスターのようなパーツが接地するため自立可能となっています。
もちろん各所には3mmジョイントがありカスタムなどにも使える構造。
基本的には3mm軸接続なので様々なキットに使える物となっています。
成型色ですがグレーとブラックのツートンカラーでグリップ部分のセンサーのようなパーツのみクリアパーツとなっています。
各パーツをバラして小さいホイールなども並べて。
可動式のアームやクランクジョイントなどの便利なパーツもありますが
今回はタイヤやホバーユニットとしても使えるホイールパーツが目玉な印象があります。
ハンドル周りですがウイングモービルVerのパーツが流用されています。
センサー部分はコンパクトな作りになっていますが追加ジョイントを取り付ける事で細かく位置を調整できるタイプに変更可能。
支柱部分も流用でこちらもスイングや回転が可能。
ステップ部分もウイングモービルVerの流用です。
モールドもシャープで多数の3mmジョイントがあります。
ホイール接続ジョイントは2種類から選択可能。
どちらもクランク状になっていて回転させる事でホイール位置の微調整が可能。
ホイールパーツですがそれぞれ左右分割で分割線もトレッドモールドに合わせられています。
肉抜きもなく見栄えはとても良いです。
接続は3mm軸となっています。
底面のスラスターもウイングモービルの流用です。
マフラーやシートのようなパーツはそれぞれスイングや回転が可能。
マフラーはオリジナルの乗り物などを作りたい時に活躍しそうなパーツです。
ウイングモービルと比較。
ウイングやランディングギアをホイールやマフラーに変え胴体周りを組み替える事で2輪タイプのメカを再現しています。
そのためステップなどを見ると流用部分が分かりやすいです。
標準的なサイズの30MSポルタノヴァと並べて。
組んでみると意外と大きく感じます。
特に大きい方のタイヤはなかなかのボリューム。
乗せる場合はグリップを持たせて普通に立たせるだけです。
ホイールの接続軸がクランクジョイントになっているため本体の傾きなどをある程度調整可能。
グリップ部分の角度も変えられるため前傾姿勢で乗せる事も出来ます。
小さい機体でもハンドルジョイントを追加すれば乗せられる物は多いですし
ただ乗せるだけというシンプルな構造のため機体をほとんど選びません。
ただレベルノヴァ系統の場合ホイールが干渉してしまう場合がありますが
ホイールジョイントを幅広の物に変えたり、ホイールを小さい物にする事で干渉を防ぐ事が出来ます。
太い機体をしっかり乗せられるのは良いですね。
続いて一旦いくつかのパーツを外し、再度組み替える事で
「ホバリングモード」の完成です。
こちらはホイール側面からエネルギーを放出し低高度での柔軟な移動を可能とするモードです。
様々なパーツの位置が変わっていますが、基本的に機体を立たせてグリップを持たせて乗せるといった所は変わっていません。
差し替えですがパーツ数は抑えられているため組み換えも楽でした。
こちらのモードはホイールを全て使うのが特徴で全てが接地するため安定して飾る事が出来ます。
底面は4つのホイールが並べられています。
ノズルとして見立てているのが面白いですね。
飾り方などは特に変わらず。
こちらもステップ部分は広々としていて横にホイールが無いため干渉もほとんど気にならないデザインです。
各所に3mmジョイントがあるのでどの形態でも武器なども簡単に取り付け可能。
もちろん30MSやガンプラなどにもちょうどよいサイズ。
そこそこ大きいHGUCジェガンも問題なく乗れます。
リシェッタフリージアはソール部分に収納式の3mmピンがあるのでかなり乗せやすいです。
ホイールモードはセグウェイっぽいユニークなメカなので30MS用としても良いですね。
もちろんパーツをバラバラにして機体に取り付ける事も出来ますが
ステップ部分など大きめのパーツも多いため基部となるフレームにしたりするのも良さそうです。
キットのみでの組み換えも一応可能。
4輪バギーっぽくしてみました。
これだけ大きいタイヤは30MMだとこれまで無かったので便利に使えそうですね。
以上30MM エグザビークル(ホイールモービルVer.) レビューでした。
今回は先に発売されたエグザビークル(ウイングモービルVer.)のリデコキットとなっていて
多くのパーツが流用されているのですがホイールやマフラーなど目立つパーツが新規のため十分個性的に仕上がっています。
ホイールモードとホバリングモードの組み換えなども可能でプレイバリューが高く乗せられるメカの幅も広いです。
またオリジナルの乗り物を作りたい時にも活躍しそうなパーツが多く一つあると色々活躍しそうなキットですね。