S.H.フィギュアーツ マツケンサンバIIのレビューです。
全身。2022年の暴れん坊将軍以来2体目の松平健フィギュア。今回はマツケンサンバIIでのド派手な金色の着物姿。
顔。通常顔は大きく口を開いた歌唱顔。左右の金の飾りは軟質素材で再現。
最近の実写アーツ同様骨格や顔のしわなど精密に造形され、デジタル彩色により皮膚感などもリアル。
陰影をつけた状態でも。
笑顔の別頭部。
こちらは歯を向いて笑う笑顔。こちらも頬や顎のしわなどリアルで再現度は非常に高かったです。
別表情の真顔。
こちらは若干微笑み気味ではあるものの、他と違って口は閉じている落ち着いた表情。
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各部位など。衣装はMVなどでのイメージ通りラメが入った金の着物。光に当たるとキラキラ輝き非常に派手。そこそこがっちりした体型もイメージ通りでした。
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腰回り。
腕や足。着物特有の太い袖も違和感なく造形され、関節も金に近い色の成型色であまり目立たず。脚はぴっちり裾に覆われているのでほぼ動かない作り。
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背中。
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可動は下半身がほぼ固定なので上半身だけ。首腰は大きく大きくスイング出来、肩も高く上げることが可能。
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肘や肩の前への可動も良好。また袖内部の腕の付け根にも関節があり、腕に細かな動きを付けることが可能でした。
オプション。
マイク。専用の適度に指が開いた持ち手が付属。
袖が綺麗に造形された腕を上げた状態専用の交換用腕パーツも付属。こちらは肩関節から交換。
足を交差した状態を再現出来る下半身用の着物パーツも付属。
横から。こちらの着物だと脚の可動域も多少広がりますが、ほぼ固定であることには変わらず。
ちなみに下半身の着物を外すとこんな感じに。
着物を着せるとほぼ動かないですが、股関節や膝関節などはきっちり作られてました。
2022年発売の暴れん坊将軍と。4年で実写アーツも結構進化したので、首や腰、肩などの可動は今回の方が良かったです。
適当に何枚か。
可動は前述の通り下半身がほぼ固定なので、上半身のみですが、首や肩などよく動くのでMVの動きなどは色々再現可能。
以前の暴れん坊将軍は表情が1種でしたが今回は3種ある点も良かったです。
手首の種類も多くハート型を作れるような物もあり。
指差し手首も付属。
下半身はほぼ固定ですが、交換用の着物パーツを使えばマツケンサンバらしいポーズの再現が可能。
マツケン同士で。マイク用の持ち手に刀を持たせることも可能。
ハート型手首からマツケンビーム。
「オラオラオラオラオラ!」「オレオレオレオレオレ!」。
色々なキャラをマツケンサンバ衣装にしたり、その逆も可能。
終わり。以上、S.H.フィギュアーツ マツケンサンバIIのレビューでした。
松平健フィギュアは2022年にも暴れん坊将軍が出てましたが、今回は昔一世を風靡し、最近また再ブームが来ているらしいマツケンサンバのバージョンが発売。
最近の実写アーツらしく顔の再現度が非常に高く、プロポーションなどもイメージ通りで、特徴の金の着物も、MVなどのイメージ通りのラメ入りのメタリック塗装で煌びやかな仕上がりになっており、可動も下半身はほぼ動かないですが、交換用パーツでカバーされており、上半身は元々十分な可動域があり、表情も豊富で、見た目遊び共に完成度の高い出来でした。
実写アーツは今回のようなネタ色の強い物はしばらく無いようですが、乾巧や草加雅人などライダー関係のキャラが色々出る予定なので、そちらも楽しみです。