11月16日于新宿Piccadilly举办“RECONGUISTA IN G 10周年纪念活动 ~这就是我们的RECONGUIST!~”。
2024年11月16日 (土)
石井マークからメッセージも!富野総監督ら豪華ゲスト勢ぞろいの「Gのレコンギスタ10周年記念イベント ~これが我々のレコンギスタです!~」舞台挨拶イベントレポート
「企画スタートから18年半」との裏話に富野総監督もため息!

イベントでは、劇場版『Gのレコンギスタ』全5部作の一挙上映に加え、舞台挨拶を実施。富野由悠季総監督、嶋村 侑さん(アイーダ・スルガン役)、寿 美菜子さん(ノレド・ナグ役)、吉田健一さん(キャラクターデザイン)、安田 朗さん(メカニカルデザイン)と豪華ゲストが勢ぞろいする貴重な機会となった。
それでは早速、オフィシャルレポートをお届けしていこう。
舞台挨拶オフィシャルレポート
【登壇者】
富野由悠季(総監督)
嶋村 侑(アイーダ・スルガン役)
寿 美菜子(ノレド・ナグ役)
吉田健一(キャラクターデザイン)
安田 朗(メカニカルデザイン)
MC:仲 寿和(プロデューサー)
仲よりメカニカルデザインの安田 朗へ自己紹介を振ると、富野由悠季総監督が「こちらからだろう!」と割り込み、総監督特権として最初に自己紹介。息の合ったスタッフ同士のやりとりで場を和ませた。
今回のイベントが約9時間の長丁場となることから、嶋村 侑は「私たちのトークを休憩時間にしていただいて」と客席を気遣い、寿 美菜子も「ストレッチでもしますか。いーち!にー!さーん!」とノレドを彷彿とさせるような、溌溂とした笑顔で来場者を元気づけた。


続いて、SNSで実施されていた「地球人はG-レコを見ればいいのだ!」キャンペーンで投稿された、『G-レコ』への熱い思いや作品の解釈を紹介。どの投稿も非常にレベルが高く、富野総監督は「上手に短くまとめていただいていて、お世辞ではなく、ありがとうと言うよりありません」と深く頭を下げた。
投稿の中には、現実と『G-レコ』での経験が繋がっている、というものが複数あり、寿は、自らの海外留学にも照らして、実際に体験してみることの大切さを学ばせてもらった、と振り返る。また、富野総監督は「生活の中で『G-レコ』を通して自覚してくださるというのは、作り手としてとっても嬉しいことで、プライドをいただけたと感じます」と顔をほころばせた。
ベルリとアイーダの関係性に言及するコメントも多かったことについて、寿は“自分がノレドのことばかり考えていたことに気づかされた”と語る。「だからこそ突っ走れたというのもあるのですが、私は私(ノレド)の物語を生きていたんだな」と収録当時を振り返っていた。
最後に、来場者へ各ゲストからメッセージが贈られる。
安田「この間、G-セルフのプラモデルが出たじゃないですか。インターネットで結構いろんな人が騒いでいたんですけど、『10年も経つのにまだ騒ぐんだ!』って。ちょっと自分の考え方が甘かったな、と思わされました。今日ここには、さらに濃い人たちがいるということで、いや本当……ありがとうございました」

嶋村「みなさま、少しはお休みになれましたでしょうか?(客席から拍手)良かったです!まだ“10年!”という気持ちではないんですけど、私たちの大切な大切な『Gのレコンギスタ』という作品の10周年に駆けつけてくださって、本当に皆さんありがとうございました」
寿「改めて『G-レコ』10周年、おめでとうございます!あれ?去年もみんなで集まりませんでしたっけ?という気持ちになるくらい、“『Gのレコンギスタ』=ファミリー”みたいな、親戚みたいな、作品から出てくる温かさのおかげで今日お越しくださった皆さんとも温かい関係を繋いでいてくれるのかな、と思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。でも、次は15周年とか…20周年とか…」
富野「きみたち、いい加減にせぇ!(笑)15周年になったら、今83歳の爺ちゃんが、いくつになるか知ってる?って話です。とは言いつつ、こういうことが言えるのは皆さん方がいらっしゃるからです。ありがとうございます。今後とも末永く応援してくれ…とは言いません。僕自身、寿命があります。ですが、作品は残ります。図々しいことを言います。(作品を)後続部隊に伝えるようにしていただけると嬉しいなと思います。今日に限って言えば、長時間、我慢して見てください(笑)」
そして、富野総監督の言葉に客席からは拍手が湧き、終始大盛り上がりとなった舞台挨拶は幕を下ろした。

開催日:2024年11月16日(土)
会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15番15号)