機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンクよりキット化されたHGUCトーリスリッター。
こちらはプレミアムバンダイでの受注品となっており価格は3,300円です。
説明書はモノクロで機体説明などは特にありませんでした。
付属品はハイパーナックルバスター、シールド、スタンドジョイント、ノーマル仕様バイザーパーツ、
ハイパービームサーベル刃2本、サーベル刃2本、それにインコム用ワイヤーパーツが付属。
ワイヤーは2本入っていて好みでカットするようになっています。
自分はそれぞれ3等分して6本用意しました。
余剰パーツはありません。
シール類はかなり多め。
各所のダクト＆スラスター部分の大半はシールでHADES発動時とノーマル状態の選択式。
またシールドのモールドなどもシールで補います。
機動戦士ガンダム外転ミッシングリンクよりキット化されたトーリスリッター。
ペイルライダーがジオン残党に鹵獲されネオ・ジオンによって改修された機体で
従来のペイルライダーから共通しているような外装部分はほとんど無く、
一気に世代がジャンプしたような機体になっています。
機体は一気にZZや逆シャア時代の機体といったようなデザインに変化し
背面には巨大なスラスターバインダーがあるバックパックがあるのが特徴的。
またそちらには６基のインコムが装着されています。
キットの方もペイルライダーとは別物で新規に設計されているため流用箇所はありません。
キットに使われているポリキャップはPC-001AでABSは使われていませんでした。
配色はペイルライダーを引き継いでいるブルー＆ライトブルーのカラーリング。
大部分のカラーリングは再現されているものの、
各ダクト＆スラスターはHADES発動時と非発動時をシールで選択して再現するためそのあたりは成形色で再現されていません。
また背面が結構重めでウイングバインダーの角度によっては後ろに倒れやすいので飾るときは少し注意が必要です。
頭部アップ。右側にはHGUCペイルライダーの頭部を置いてみました。
全体的に鋭い顔つきになりアンテナは額部分に装着されています。
またトサカや後頭部には細かいフィン状のスリットがありバルカンなども色分けされていました。
もちろんバイザーはクリアパーツです。
目の周りはシールで補いますがモールドもあり。
また好みでノーマルカラーのクリアグリーンバイザー＆ノーマル時の目シールを選択する事もできます。
胸部周りは胸のダクトが別パーツ化されていますがその他のダクトなどはシールで補います。
また胸ダクトパーツは開口されていて内部にもディテールがありました。
背面のバックパック接続部は角型のジョイントで昨今主流の２穴や１穴パックとは互換性はありません。
中央のサブジェネレーターにスラスターバインダーやプロペラントタンクが取り付けられた大型のバックパック。
両サイドにはハイパービームサーベルもセットされています。
扇状に広がったような造形のスラスターバインダーは独特の形状。
バインダーやプロペラントタンク、サーベルラックなどはそれぞれ独立可動。
バックパック中央の細かい色分けはシールありです。
スラスターバインダーはアームで繋がれていて広げたり回転させたりする事が可能。
両端にはインコムが３基ずつ取り付けられています。
また合わせ目は段落ちモールド化されていました。
プロペラントタンクは回転の他、BJでハの字に開く事もできます。
タンクはモナカで合わせ目あり。
ハイパービームサーベルはこちらも一部合わせ目あり。
バーニアは６基あり内部にも精密なモールドがあります。
続いて肩部ですがこちらはサブアームが収納された物となっています。
合わせ目は段落ちモールド化されていました。
サブアームは画像のように展開。付け根は回転可能で肘にあたる部分も可動。
クロー部分は開きます。
腕部はサーベルグリップが収納されているデザイン。
こちらも合わせ目が出ない作りになっていました。
肘はカチっと引き伸ばす事が可能で伸ばす事で可動範囲が広がります。
手首は１種類で握り手兼持ち手のみ。
腰部はこちらもやはり細かいスラスター＆ダクトの色はシールで補います。
スラスター内部にもスリット状のモールドがあり密度ある造形。
今回はスタンド穴は無く、MGと同じようなスタンドジョイントを股間部分に取り付ける方式です。
リアアーマーは大型でかなり長さが増しています。
アーマー裏はリアアーマー裏のみにモールドあり。
股関節軸は画像のようにスイングします。
腰アーマーは全て可動するようになっていました。
ペイルライダーの面影は全く無くなった脚部。
こちらもスラスター内部の色はHADES発動or非発動に合わせてシールを選択します。
腕部同様合わせ目が出ない分割で見栄えが良いです。
こちらもスラスター内部に細かいフィン状のモールドあり。
足首を覆う装甲も可動します。
足首はつま先が反り上がり、ヒール状になっているデザインに変わりました。
足裏は中央に肉抜きがありますが、プラ板で蓋しやすそうな形状です。
可動範囲など。可動範囲は標準的といった印象で
腰や首も十分動きますし肘も引き伸ばす事で180度近く曲がります。
肩はさほど跳ね上げたりはできませんし前後スイングもそれなり。
脚部は股関節や膝などは十分動きますが
接地は普通のBJのためあまり良くありませんでした。
武器を装備させて。
武装はZZ時代の装備です。
ガ・ゾウムからの転用となるハイパーナックルバスター。
なかなかボリュームのある銃で細かいグレーやパイプの赤などは省略されていますが
合わせ目は段落ちモールド化されていました。
スタンドは3mm軸には対応しておらず、MGと同じジョイントを使います。
結構大柄な機体なので重量に配慮されたのかも。
スタンドジョイントはカッチリとはまり勝手に抜け落ちるような事はないです。
シールドはバウのシールドを転用した物が装備されています。
砲口や下部分の凸モールドはシールで補う事が可能になっています。
1パーツなので側面の砲口モールドはやや浅め。
シンプルジョイントを介して前腕に取り付けるので腕の側面にセットしたりは出来ませんが回転は出来ます。
ビームサーベルはクリアピンクからクリアイエローになりました。
腕部に収納されているグリップをそのまま持たせられます。
サブアームを展開してハイパービームサーベルを抜刀。
こちらはMGに使われるタイプのビーム刃が使われていてきちんと差別化されています。
サブアームにはピンがあり、ハイパービームサーベルのグリップをしっかり固定できます。
サブアームと4本のサーベルは迫力があり触っていても楽しいギミックです。
続いてインコム射出ギミック。
スラスターバインダーのインコムは全て取り外し可能。
画像のようにリード線を取り付けて射出状態を再現します。
リード線は比較的固く、インコムの重さに負ける事はないのですが、
基部の軸が細いためかそこでクルっとまわってしまいやすいです。
またバインダーのアームも個体差が多少あるかもしれませんがそのままだと自分の物は外れやすかったです。
最後にHGUCペイルライダー陸戦重装備仕様や空間戦仕様と。
全高は一気に高くなりまさに逆シャアあたりのMSといった雰囲気に。
また造形も全くの別物に変わっています。
以上HGUC トーリスリッター レビューでした。
ディテール密度はあるものの、一年戦争時の機体のようなデザインのペイルライダーから一転
一気に世代を*めたようなデザインにガラっと姿が変わっています。
HADES発動時の色分けはペイルライダー同様シールを選択して再現するタイプなので
成形色での色分けはそこそこといった印象ですが合わせ目が出る部分は少なく、多くのパーツが段落ちモールド化されていました。
また機体の装備も一新されていますし、扇状に広がるような形のスラスターバインダーやサブアームなど印象的な装備が増えています。
もちろんサブアームやバインダーはきちんと可動しインコムも全て射出できるなどギミックも充実したキットになっていました。
除了枪，其他都可以～
