
■本体 ―ダイキャストを多用したハイブリッド素材構造
まず、いきなり商品とは異なる派手な色のサンプルをご覧いただく形になるが、こちらが「METAL ROBOT魂


スペシャルページや当記事では基本的にモノクロ処理して掲載しているが、ここでは敢えて、材質の違いを説明するために画像加工無しでご覧いただきたい。画像のシルバーに輝く部分(バックパックから伸びるGNドライヴ支持アーム、手足の各関節部、腹上段ブロック、スネGNコンデンサ等)がダイキャスト素材となっている。全高約130mmというサイズに、想像以上に多くの金属素材が組み込まれているのがよく分かる。
ABS、POM、ダイキャストといった素材を巧みに組み合わせて、外観と可動の両立を極限まで追求。
ここからは、各部の可動を詳しく見ていこう。
■頭部 ―独特のドラム構造を生かした首可動

頭部は、ドラム状の首関節が回転可動することで大きく前後にスイングし、さらにその付け根にボールジョイントが組み込まれる事で傾きの角度まで絶妙なポージングの表情付けが可能となっている。
■胴体 ―極限まで計算されたマルチ可動


スペシャルページでも紹介しているが、特に驚かされるのが腰部の前後・左右の可動だ。腹部のブロックが巧みにパーツ分けされており、それぞれの干渉を避けて大きく曲げたり捻ったりすることが出来る。
■腕部 ―多重引き出し関節が生み出すダイナミックなアクション

肩関節まわりに組み込まれた、多重の引き出し関節がこちらだ。関節が根元から大きくせり出して、腕可動のリーチを大きく伸ばすことが出来る。GNソードIIを両手に構えた際など、劇中通りのダイナミックなポージングを実現する。(上画像は、引き出した関節が見えやすい角度にしてあります)
■脚部 ―堅牢なダイキャスト構造で、忠実に再現された膝可動

ヒザ関節の可動も、ダブルオーガンダムならではの、デザインに即した二重関節可動が仕込まれている。ダイキャスト素材が目立つ箇所でもあり、手に取って動かした時の量感・質感にはご期待いただきたい。
これらの関節に組み込まれた可動ギミックが、人間のアクションを思わせる自然なポージングを実現する。ご覧のように、力の入った自然な立ちヒザポーズも難なく再現することが出来る。

■オーライザーをはじめとする充実の装備品
さらに、ダブルオーを完成させるために欠かせない「オーライザー」ももちろん付属。GNソードIIIを機体下に懸架することも可能で、装備状態でも単体でも付属台座のディスプレイアームに接続することが出来る。

ダブルオーガンダムとオーライザーが合体した姿、「ダブルオーライザー」の勇姿。付属台座は、ダブルオーガンダム、オーライザー、ダブルオーライザー、いずれの状態でもディスプレイ可能だ。

付属武器は、「GNソードII」×2(画像)、「GNビームサーベル」×2、「GNシールド」×2、そして「GNソードIII」。さらに、GNソードIIのソードモード用ビームエフェクト×2、GNソードIII用の大型ビームエフェクトも付属する。
劇中で多彩な活躍を繰り広げた「ダブルオーライザー」の姿を、存分に再現する事が出来る「METAL ROBOT魂
ぜひ、商品版を手に取って、そのクオリティを味わっていただきたい。