細かい組み換え用パーツの保管などにクリアケースを使っているのですが
今回新たにバンダイからマルチビルダーズケースというプラモに特化したケースが発売されたので試しに買ってみました。
価格は2,200円です。
サイズは横幅270mm、奥行き190mm、高さ95mmほどで大きすぎず小さすぎず扱いやすいサイズです。
ただ一般的な仕切りがあるクリアケースと違い二段式になっていて結構高さがあるコンテナ型になっているのが特徴的です。
カラーは乳白色で板の厚みもそれなりにあり、そこまでグニャグニャする印象はありません。
素材は他のケースなどと同じくPPでした。
底面にゴムの滑り止めなどはありませんがスタックできる構造で積み上げる事ができます。
ただフタにパチンとはめるようなロックはないのでそのあたりは注意が必要です。
入っている仕切り板は大が3枚、中が2枚、小が6枚です。
フタを開けるとトレイが2枚あり好みで使う事が可能。
上蓋にも仕切りがあり組立時のトレイとして使う事ができます。
深さにも余裕がありプラモを収納する事も出来る作りです。
トレイは仕切り板を使う事で結構細かいカスタマイズが可能です。
底面にプラモを収納してみました。
まずは30MMシリーズですが細身でカスタムしていないような機体なら4体入ります。
ただラビオットのように横幅があったりある程度武装を持っている機体だと収納できるのは3体以下になると思います。
それと前後幅もある場合6cmを超えると中のトレイと干渉するためトレイが使えなくなる事もあると思います。
ガンプラもディランザなどのような幅のある機体は2体ぐらいしか入らないと思います。
あと完成品を保管する場合そのままだとアンテナなどが持ち運び時に壁に当たり、
シャープ化して尖らせていたりすると破損する危険があるのでスポンジなどを詰めたりする必要があると思います。
30MSは元々細身なので素体状態なら一番使いやすいかも。
上部のトレイは充実してきたカスタムパーツを保管するのにピッタリです。
工具の保管などにももちろん使えます。
ニッパーやデザインナイフなども問題なく入るサイズではあります。
ただ長さのある棒ヤスリなどはピッタリ収まらない場合がありました。
公式だと塗料瓶なども収納していましたがクレオス系&フィニッシャーズの塗料なら問題なく入ります。
ただガイアノーツの瓶は少しはみ出しトレイに干渉するので注意が必要です。
この手のケースはホームセンターやダイソーなどに大量にあるため絶対これという物は無いと思いますが
今回のマルチビルダーズケースはそこそこ深さもあり二段構造になっているため
素体を数体+カスタムパーツを収納するのに向いていました。
特に細身で髪型など混ざりやすいパーツが多い30MSには特に便利に感じました。
ただ完成品を保管するケースとしてはそのままだと中で滑ってぶつかるため自分でスポンジを敷いて保護したりする必要がありそうです。