■ RMS-154HMC バーザム高機動仕様“バーベイン”
「TR計画」における次期主力機のひとつであるバーザム。本機はその開発経緯からTR計画で生まれた強化パーツなどの装着を可能としていました。
本図は、[ハイゼンスレイII]用の下半身強化パーツの取り付けによって各機がどのように変化するものを示したものです。[ヘイズル・アウスラ]に取り付けた場合は[ハイゼンスレイ]、バーザムに取り付けた場合はバーザム高機動仕様“バーベイン”となります。強化パーツの共有化は、バーザムと[ウーンドウォート]に搭載されたプリムローズIIのドラムフレームが共用となっているためです。こうした点からもTR計画の卓越した換装システムを知ることができます。
「TR計画」におけるガンダムTR-S、ガンダムTR-6の開発は、思わぬ副産物を生み出しもしました。それが[ヘイズル・アウスラ]であり、その簡易仕様としてバーザムが開発されました。こうした経緯もあり、バーザムには「TR計画」系の強化パーツの装備が可能となっており、今回紹介する“バーベイン”は、バーザムの下半身に[ハイゼンスレイII]用の強化パーツを取り付けています。そのため、簡易的な[ハイゼンスレイII]と言っても過言ではないでしょう。