紡ギ箱~第1節~のレビューです。


裁人 カラーver.。全高約16.5cm、フル可動、フル彩色で500円という驚きのフィギュア。ガチャガチャとブラインドボックスの2形態で発売。

顔。漫画やアニメなどの原作は無いフィギュアオリジナルのキャラクターで3種共に無機質な雰囲気が特徴。


こちらの裁人は一番人に近いデザインになっており赤い目や太い首など迫力ある見た目になってました。

各部位など。全体的にかなり細身ですがフォルムは曲線的で華奢な印象は無し。ディテールはかなり精密で塗装も綺麗。

腰回り。関節はランナー形式なので当然無塗装ですが本体色に近い成型色なのであまり目立たなかったです。


腕や足。四肢も非常に細身。ただ獲物を仕留めるのに特化したような凶悪なフォルムなので弱々しい感じは無かったです。

背中。

可動は首腰共に大きくスイング可能で肩もそのまま高く上げることが。肘膝も深く曲げることが可能。

股関節も前後横に広く動き接地性も高かったです。

なお関節はジョイントタイプでランナーから組み立てる方式。結構指が痛くなるので注意が必要。

背中には穴があるので他の裁人から腕を移植して4本腕にしたりすることが可能。

後ろ。

首や手首、膝を半回転させて位置を整えることで高速移動形態にすることも可。

元々顔などクリーチャーっぽいデザインなのでこちらもあまり違和感はなし。

横から。


裁人 グレーver.。こちらはカラーver.と同じ造形の単色版。溝などに陰影は施されてるのでこちらも見栄えはそこそこ。

2種並べて。なおカプセル版は彩色とグレーの2種ですが、箱版は彩色と象牙っぽい色の墨入れver.との2種だそうです。


プトゥン カラーver.。こちらは裁人とは大きく異なるマスコットキャラっぽい可愛いデザイン。


顔は無機質な感じですが体が赤ちゃんっぽいので可愛い印象に。顔の傷など細かく塗装されており質感もリアル。

口は開閉可能。口の中には小さなメタリック塗装の円がありビームでも発射しそうな雰囲気に。


プトゥン グレーver.。こちらも裁人と同じく共通造形の単色版。

2種並べて。


智人 カラーver.。こちらは他と違って民族衣装っぽいデザインになっており色の数も多く派手な見た目に。


隠れているのか腕部は無し。塗装は一番凝ってる感じで角の先端やペンダントなどかなり手が込んでる感じでした。

首は軸接続。足の付け根はジョイントになっており軽く動きをつけることが可能。


智人 グレーver.。こちらも共通造形の単色版。

2種並べて。元の塗装が特に凝ってるので単色はだいぶ地味に見える印象。

カラー版のみで3種並べて。なおミニブックはそれぞれ内容が異なるので捨ててしまわないよう注意が必要。

細いので質量は劣りますが全高はSHFやfigmaなどより上。左右の1/10以下の価格とはとても思えないサイズと塗装。

適当に何枚か。

前述の通り可動も非常に優秀なのでかなり柔軟に動きをつけることが可能。

ダッシュ。関節の保持力も十分ありますが、個体差か太腿の穴側が少し広かったようで股関節だけは少し緩めでした。

爪攻撃。

蹴り。干渉する部分が少ないので足も高く上げることが可能。

膝立ちも可。

咆哮ポーズ。接地性が高いので多少不安定なポーズでも自立可能でした。

アクションフィギュアなので派手なポーズを多めにやってますが雰囲気的に似合うのは静かなポーズ。

プトゥン。3種の中で一番小さいですが塗装がかなり凝ってて見た目も可愛いのでハズレ感は無し。

口をカパッ。かなり高威力な光線を出しそう。

智人。こちらも塗装が非常に凝っててとても500円とは思えない見栄えの良さでした。

プトゥンと一緒に。

ミニブックにもある裁人とプトゥンの組み合わせ。

グレーver.も一応。こちらは石化とか魂が抜けたバージョンとして飾るのもありかも。

終わり。以上、紡ギ箱~第1節~のレビューでした。
アニメや漫画などの原作がある物ではなくフィギュアオリジナルの作品なので、詳しいことは知らなかったんですが、ネットでかなり盛り上がってて色々画像を見てるうちに欲しくなってきたので購入。
それぞれ造形塗装共に非常に精密で1個500円とは思えないクオリティの高さに仕上がっており、特に裁人に関しては一般的な1/12スケールアクションフィギュアを超えるサイズに全身フル可動と、最近の感覚では有り得ないようなコスパの良い内容になってました。
今の時点でもうかなりの人気で売り切れの店も増えてきてるみたいですが、デザインが好きな人ならハマると思うのでなかなかオススメです。