今回は「HGガンダムマルコシアス」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハントに登場する、ガンダムマルコシアスをご紹介。
背部と腰部に装備した計4枚のバインダーは、サブアームとして機能します。
主力武器は「バスタードメイス」「大太刀」の2種類が再現可能。
という事で、HGガンダムマルコシアスをレビューしていきたいと思います!
HG ガンダムマルコシアス
主役機の端白星はじろぼしに先駆けてキット化されたガンダムマルコシアスさん。
ボックスアートでは、サブアームに短剣を装備し暴れまわってるマルコシアスが描かれています。
設定的に、26体のガンダム・フレームの中にマルコシアスの名前は含まれていません。
厄祭戦の最中に失われたという幻の機体で、ギャラルホルンのデータベースには固有周波数が残っているとの事。
現段階でパイロットは不明です。ウルズハントの情報公開が待ち遠しいぞ……(>ω<)
ホイルシールの量は多く、主にレッド部を補うものが中心です。
※「バスタードメイス/大太刀(+ジョイントパーツ)」「短剣×4」「シールド」「手首パーツ×2」
バスタードメイスは鞘さや(カバー)を外すと大太刀に変化します。※後述
余剰パーツはほとんど無く、肩フレーム2つのみです。
ガンダムフレームはルプスレクス等と同じ「4」が使われています。
フレーム以外は全て新規造形で、新シリーズへ向け気合いの入ったキットになっていました。
レッド部は色分けされている箇所もありますが、細かなところはホイルシールで色を補う感じです。
久々の鉄血新作でワクワクしてきたぞ……!(>ω<;)
ガンダムフレームの恩恵で可動域は広いです。手足は水平まで広がり、
各関節も90度以上大きく曲がります。ただ、デザイン的にヒザ立ちは難しいです。
頭部は4色使われていますが、アンテナに貼るシールの量は多いです。
左右はめ込み式で、頭頂部と後頭部に合わせ目が出ます。
アンテナはイエロー1色1パーツになっており、先端レッドやパープル部分が色分けされていません。塗装派モデラーさんは、このあたりが中心的な塗装ポイントになると思われ。
顔を超アップで。ツインアイのシールは左右で分かれています。
アンテナの色分けは悪いですが、くまどり部分は別パーツで色分けされています。
胴体。お腹のコクピットハッチ(レッド部)はシールで、それ以外は色分け良好です。
合わせ目は、側面の内部フレーム以外見えない作りです。
背中のバインダーは「上部分」「ジョイントパーツ」に合わせ目が出ます。
上から見た合わせ目箇所。バックパックに合わせ目が出ます。
細かな事を言えば肩の内側に一部合わせ目が出ますが、上はモールド位置に来るようなパーツ構造になっています。
ショルダーアーマー側面のパーツは細かく可動します。
前腕部は左右はめ込み式で、上下に合わせ目が出ます。
腕部装甲(黒いパーツ)のおかげで、後ろ側の合わせ目は少ししか見えないです。
腕部装甲はナックルガード/クローになっており、取り付け位置を変える事により、3パターン再現できます。(両腕とも)
ただ、クロー(先端のツメ)はイエローで要塗装です。
小型のシールドは基部で360度ロール回転します。左右どちらの腕にも装着可能です。
1色1パーツで、表面の赤い部分はシールになります。
腰部は「フロントアーマーの端っこ」「股間」がシールです。シール下にはモールド有り。
脚部をアップで。ヒザとスリッパの赤いパーツは色分けされています。
足裏はつま先に少しだけ肉抜きがあります。股下にはスタンド穴有り。
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
マルコシアスの主力武器であるバスタードメイスがこちら。
手首パーツが重さで負けてしまうのはご愛嬌といったところ。
両手で構える事ができますが、結構ギリギリな感じです。
手首パーツが抜けやすいのでポージング難易度はちょい高めといったところ。
バスタードメイスは専用のジョイントパーツを介し、背中中央にマウントする事ができます。
ジョイントパーツは多少角度をつけられ、保持力も高いです。
腰部バインダー先端の取り付け位置を変えれば、レールガンの銃口が露出します。
レールガンで攻撃!腰部バインダーはボールジョイント接続になっていて、ある程度いろんな位置に持っていく事ができます。
バインダーのカバー(サブアーム)は開閉し、中の短剣を取り出す事ができます。
短剣は1パーツ1色成形です。4本同じものが付属します。
もちろん手に持たせる事ができますが、「主にサブアームにもたせて運用する」との事です。
……という事で、サブアームに持たせてみるぞ!(>ω<)
「人形の形状を持たないモビルアーマーとのあらゆる戦闘に対処するために設計されたと思われる」という、厄祭戦時のガンダムっぽい設定です。
バインダーの接続強度は緩いので、気になるモデラーさんは要調節といったところです。
ルプスレクスも大きめな機体ですが、このようにマルコシアスの方がでかいです。
HG ガンダムマルコシアスの感想
ということでHGガンダムマルコシアスのご紹介でした。
アンテナが1色だったり全身の細かなレッド部にシールを多用するため、色分けはちょい悪といった感じです。(HG鉄血シリーズとしては標準的)
ポージングしているとバインダーやサブアーム、手首パーツなどが外れやすいので、ガシガシ動かす場合は軸を太らすなどの加工をした方が遊びやすくなると思われます。
サブアームに短剣を持たせると、かなりの迫力が出るのが最大の長所です(*_*)
久々のHG鉄血シリーズという事で、今後もウルズハントのキット化に期待したいですね。
以上、「HG ガンダムマルコシアス」のガンプラレビューでした!