机动战士高达 TWILIGHT AXIS(暮光的阿克西斯) 人物更新&第3章①

阿宝.马沙楼主LV11.传奇

2017-01-16 12:53 发布于 未知

1楼
本帖最后由 阿宝.马沙 于 2017-1-16 13:04 编辑


ガンダムAN-01“トリスタン”

アクシズへと潜入捜査する「マスティマ」を強襲した、これまでに見た事の無い形状のガンダムタイプのMS。クァンタン・フェルモが搭乗する。ガンダムNT-1“アレックス”をベースにした機体ではあるが、機体自体の入手経路や開発系譜などは明らかにされていない。


アクシズ調査団「マスティマ」を襲撃した、謎の武装集団に所属する強化人間。
かつては、地球のオーガスタ研究所で強化体の実験をされてきた。謎の武装集団の全貌やその目的、クァンタンが参加した理由などは不明だ。


第三章「赤い幻影を追って」1

「この子とはここでさよならね。名残惜しいけど……」

 ザクⅢ改のコクピットでそのシステムディスクを取り出しながら、アルレットは名残惜しげに呟いた。

「仕方ないだろう。こんなデカブツ連れていけるか」

 コクピットハッチに背を預けたダントンが静かに答える。

「……そうだね」

 しばしコンソールを操作していたアルレットだったが、やがてふっと息をついて顔を上げた。

「OSの初期化が終わったわ。これでもう、この子が再び立ち上がることはない」
「……ああ」

 静かに佇む赤い巨体を見上げ、ダントンも感慨深げに呟いた。
 このままアクシズが地球圏から離れていけば、もうこの機体に触れることができる者は誰もいなくなる。
 無限の静寂の中、ただひたすら宇宙の闇を漂い続けることになるのだろう。

「――いきなり叩き起こして悪かったな。ゆっくり眠ってくれ」
「なに? らしくないの。久しぶりにコクピットに座って、感傷的にでもなった?」
「うるせえ」

 コクピットから這い出しながらニヤニヤ微笑むアルレットに背を向けて、ダントンは眼下のメーメットに声をかけた。

「こっちは終わったぜ」
「ええ……こちらも用意ができました」

 瓦礫を蹴って移動してきたメーメットが、二人の前で器用に静止する。

「先ほどの戦闘での犠牲者と負傷者を揚陸艇に戻し、残ったメンバーで部隊を再編成したところです」
「ああ……」

 見ると、残ったマスティマのメンバーはメーメットを入れて6名。
 今後はアルレットとダントンを含めた8名で探索を続行することになる。

「この上、さらに人数が減るような事態は避けたいところです」

 苦笑するメーメットに、ダントンはフンと鼻を鳴らした。

「あのガンダムがまた来ないことを祈るのみだな」
「同感です」
「メーメットさん。あのガンダムに心当たりは?」

 アルレットの問いかけに、メーメットは肩をすくめて答えた。

「さっぱりです」
「ダントンはどう? 戦ってみて何か気づいた?」
「小さいな」
「うん……やっぱりそうだよね」

 間髪入れず答えたダントンの言葉に、アルレットも小さく頷く。

「ザクⅢ改のライブラリにもあのガンダムに該当する機体データはなかったが、今のMSの基準からすると一回り小型だな。ジェガンより小さかった。ありゃグリプス戦役より前、下手すりゃ一年戦争の頃のMS並のサイズだぞ。もちろん、中身はチューンして別物になってるだろうが……」
「ふむ……」

 顎をさすりつつメーメットも考え込む。

「先のシャアの反乱終結より、アクシズは連邦の監視下にありますが、その目をかいくぐってアクシズ内部に侵入し、一攫千金をもくろむ山師は少なからず存在します。その多くは民間のジャンク屋やデブリ回収業者で、さっきの連中もその手合いかと思いましたが……しかし、ガンダムタイプを所有しているとなると……」
「僚機にはジェガンもいたしね」
「ええ。気にしておいた方がいいかもしれません」

 メーメットは振り返り、負傷者を連れて揚陸艇へ帰還しようとしていた部下の一人を呼び止めた。

「ロック」
「なにか?」

 ロックと呼ばれた兵士が、負傷者を仲間に預けて戻ってくる。

「戻ったら、現在このあたりを航行している艦船をすべてピックアップしておいてくれ。連中、身元がばれるような痕跡など残しちゃいないだろうが、一応、念のためだ」
「了解しました」
「頼む。さて――」

 部下を送り出したメーメットが、ノーマルスーツの腕の時計に目を落とす。

「あまり時間はありません。あと二時間内にここを離れなければ、我々はこの小惑星と一緒にアステロイドベルトに向かうことになる」
「そいつは御免被りたいな」
「まずは最初の目的地へ向かいましょう」
「マハラジャ・カーン記念研究所――でしたか」
「ええ。サイコミュ関連の開発の中心はあそこでしたから」
「よし、急ぎましょう。引き続き、道案内をよろしくお願いしますよ」
「わかりました」

 メーメットは振り返り、仲間達に号令を発した。

「全隊前進!」

×  ×  ×

 マスティマの6名にアルレットとダントンを加えた8名は、居住区を離脱、研究所に向かって前進していた。
 再び敵MSと遭遇するのを避けるため、なるべく細い通路を選んでいる。
 もちろん、敵方も歩兵を侵入させている可能性はあるが、白兵戦なら彼らマスティマにも一日の長がある。
 しばらくはアルレットの指示の元、無言の行進が続いた。

「――ん?」

 不意に隣を進むアルレットに肩を掴まれ、ダントンは振り返った。

「ね、ダントン」

 ヘルメットのスピーカーから聞こえてくるアルレットの声。
 先刻メーメットらと話していた時よりも、心なしかはっきりと聞こえる。
 バイザーの表示を見ると、「接触回線」の表示が出ていた。
 マスティマの共有通信を介さず、直接話しかけてきているのだ。

「サザビーはどこにあるのかしら」
「!」

 何気なく呟いたアルレットの声を、ダントンは聞き逃さなかった。

「おい、待てよ。今なんて言った?」
「サザビーよ。忘れたの?」
「忘れるわけがないだろう。サザビーが……どこにあるかって?」
「ええ。どっちかというと、私としてはそっちが本命だもの」
「お前……」
「サザビーの信号が途絶えた場所は憶えているわ。そこに行けば、何か手がかりが残っているはずよ」
「大佐の……か」
「当然でしょ。私はそのために帰ってきたのよ?」
「なんで接触回線で言ってきた」
「あの人達に、サザビーのことを聞かれたくないもの」
「まあ……サイコ・フレーム搭載機であるサザビーの残骸が残っていたら、彼らとしては絶好の調査対象だろうが」
「あの人たちに、邪魔してほしくない」
「大佐との思い出を、連中に無神経に踏み荒らされたくはない、か……」
「ね、どうにか彼らと別行動をとれないかしら?」
「アルレット。お前、正気なのか? この状況で、まだそんな事を言っているのか?」
「タイムリミットのこと? 二時間もあれば充分よ」
「あのガンダムタイプがまた来たらどうする! 敵がいるんだ、もう里帰りどころじゃなくなっちまったんだぞ?」
「そのために、ダントン、あなたがついているんでしょう?」
「お前……っ」

 ガシガシと頭をかくダントン。

「そもそも、サザビーがまだアクシズの上に在るとは限らんぞ。宇宙のどこかに吹っ飛んじまったかもしれん」
「かもね」

 ダントンの言葉に、アルレットはフッと微笑む。

「でも、手がかりくらいは何か残ってるかもしれない」
「……ったく」

 呆れたようにため息をつく。

「とにかく、今は研究所に向かうぞ。どうしてもサザビーを探しに行きたきゃ、方法は自分で考えろ。俺は御免だ」
「……わかった。そうする」

 アルレットが手を離すと、接触回線の表示がオフになり、ヘルメット内に静寂が戻る。

「やれやれ……面倒なことになってきた」

×  ×  ×

 ――その頃。
 先刻の居住区から外部へと飛び出した光が、アクシズ外壁に沿って高速で飛行していた。
 ダントンのザクⅢ改と交戦したガンダムタイプである。
 そのコクピットで、一人の青年が悔しげに唇を噛んでいた。

「くそったれが! 何だあのザクもどきは!」

 激昂し、コンソールに拳を叩きつける。

「マイッツァーのおっさんは、敵にMSは居ないとほざいていたじゃねぇか!」

 全天周囲モニターの一角には、先刻のザクⅢ改との交戦データが表示されている。

「瞬間最大300Gオーバーのタックル……俺が強化人間じゃなかったら、そのまま泡噴いて失神してるとこだぜ」

 忌々しげに呟く青年は、紫がかった青のノーマルスーツに身を包んでいる。
 連邦のものともネオ・ジオンのものとも違うが、明らかに民生品ではない、何度も実戦をくぐり抜けた独特の風合いがあった。

「まったく、連邦から逃げ出してからこっち、敵味方含めてロクなヤツと出会わねぇ――」

 独りごち、コントロールレバーを握り直す。

「わかってるよ、『トリスタン』。てめぇの力はこんなもんじゃねぇ。次こそ絶対に仕留めてやるからよ」

 青年の声に応えるように、トリスタンと呼ばれたガンダムタイプのバーニアが大きく吠えた。

「にしても、マズイな。ベイリーとギブソンが落とされちまった……。ヴァルターに知られたら何を言われるか……クソッ、面白くねえ……!」

 モニターの表示をアクシズの構造マップに切り替え、目的地を確認する。

「ひとまず『サイコ・フレーム』の探索はアイツに任せるとして、だ……。まずは『エキナセア』に戻って、態勢の立て直しといくか。念のため持ってきたアレ――まさか必要になることはないと思っていたが、どうやら使うことになりそうだ」

 モニターの向こうに広がる虚空を睨み、青年はニヤリと牙をむく。

「あの赤いザクもどきのパイロット――。どこのどいつか知らねえが、このクァンタン・フェルモに恥をかかせた以上……相応の対価は払ってもらうぜ――!」

10

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ToxicantLV6.黄金玩家

2017-01-16 13:18 发布于

2楼
连机师头盔都要带角了吗
AreturiceLV5.白银玩家

2017-01-16 13:31 发布于

3楼
nt1主体 MK2背包
联邦の吉姆LV11.传奇

2017-01-16 14:48 发布于

4楼
高达型机体是NT1的发展型,机师是奥古斯塔研究所的强化人·······该不会又是AE在背后资助的联邦军特务部队吧(毕竟内部各派系闹矛盾不是一天两天的事了)
无言谈心LV7.铂金玩家

2017-01-16 14:48 发布于

5楼
机动战士高达 TWILIGHT AXIS 第1章 赤色彗星的残像(上)
http://bbs.78dm.net/forum.php?mod=viewthread&tid=478094
机动战士高达 TWILIGHT AXIS 第1章 赤色彗星的残像(下)
http://bbs.78dm.net/forum.php?mod=viewthread&tid=481831
【原文转载】官方网上小说 - Gundam Twilight AXIS 第一回
http://bbs.78dm.net/forum.php?mod=viewthread&tid=477896
【原文转载】官方网上小说 - Gundam Twilight AXIS 第二回
http://bbs.78dm.net/forum.php?mod=viewthread&tid=479704

无言谈心LV7.铂金玩家

2017-01-16 20:12 发布于

6楼

接上回
驾驶红色有角扎古III改一番缠斗后击退了敌方高达型MS。战斗结束后扎古III改临时设置的初期化OS确认无法再次启动,被就地抛弃

而调查团队长Mohamed·梅尔卡问起男女主对高达type的看法时一致认为:“真小啊,比杰刚还小,差不多还是格利普斯战役之前。。。一年战争时期普通MS的尺寸吧。关于敌人身份,夏亚叛乱后有不少的民间拾荒者来阿克西斯捡漏,但那家伙开的是高达型。。。”


特殊部队在之前阻击敌方MS的战斗中也有数人伤亡,经过重新编组的调查团共8人继续探索阿克西斯。前进途中女主绕开共有通信用接触回线向男主表示:“我还记得3年前沙扎比丢失信号时的地点坐标,能不能抽出两小时去那边看看?或许能找到上校的踪迹也说不定哦?搭载了精神力骨架的MS残骸也正是调查团那群人的调查和回收对象,我可不希望打搅到那个人。”男主懵逼:“敢情你是为了这事儿才来的啊!”

另一边,被扎古III改击退的高达型MS在阿克西斯外壁高速飞行,高达驾驶员看着全天周监视器上显示的交战数据炸毛中:“瞬间300G的冲击力,如果我不是强化人的话,早就口吐白沫昏死过去啦!那些家伙不是说不会遇到敌方MS吗?特里斯坦,等拿到那件武器后,定要向开红有角的家伙抱这一箭之仇!”

高达AN-01 特里斯坦【Tristan】:由强化人甘丹·菲尔莫驾驶的机体。现阶段除了可以确认是以NT1为母体开发以外,机体的入手途径及开发系谱等资料一切不明。

甘丹·菲尔莫:所属神秘武装集团的强化人,高达特里斯坦的驾驶员。曾经在联邦奥古斯塔研究所被强化,后逃离。加入神秘组织的理由不明。

盒子事件结束后,联邦情报局(内阁第六室)封存了一切关于精神力骨架的开发资料,并派遣调查团前往阿克西斯回收搭载了精神力骨架的MS,以防有人通过残骸进行技术的逆向解析。而通过甘丹·菲尔莫的言语得知其背后的神秘武装集团的目的同样是精神力骨架。


本帖最后由 凤凰院凶真 于 2021-04-20 18:02 编辑
无言谈心LV7.铂金玩家

2017-01-16 20:14 发布于

7楼
联邦の吉姆 发表于 2017-1-16 14:48 高达型机体是NT1的发展型,机师是奥古斯塔研究所的强化人·······该不会又是AE在背后资助的联邦军特 ...
我在下面更新了汉化信息
只能说目前还是不明
走火狙击LV10.至尊

2017-01-16 23:48 发布于

8楼
先围观了
火の红莲LV9.大佬

2017-04-17 01:18 发布于

9楼
嗯,这驾驶员果然一股oo风。。。
红豆冰专用勇士LV6.黄金玩家

2017-04-17 05:29 发布于

10楼
这系列究竟是想发展什么方向呢?一上来模型都毫无诚意了,总不会为了卖老模吧
ikari1106LV7.铂金玩家

2017-04-17 08:11 发布于

11楼
为什么一副小畑健的感觉

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努力修改中₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾