「超合金魂 VOLTES V」
レッツ・ボルトイン!
現在、商品化に向け着々と進行中の「超合金魂 VOLTES V」。昨年の「CHOGOKIN50th Anniversary exhibition」などでの参考出品に続き、「月刊ホビージャパン」でもボルトマシン形態のグレー試作を紹介したが、彩色試作と合体機構を持つテストショットがついに編集部に到着。これらを撮り下ろしで紹介しよう。合体形態ではレガシー版ボルテスVのマッシブなプロポーションを活かしつつ、一部のパーツを差し替えることで各ボルトマシンのスタイリングも再現。もちろん手足はフル可動で、付属武器と組み合わせることで、劇中のダイナミックなアクションが再現可能だ。
『ボルテスV レガシー』とは……
1977年放送の『超電磁マシーン ボルテスV』は、翌1978年にフィリピンでも放送され社会現象を巻き起こすほどの絶大な人気を獲得。声優や言語を変更して現在も再放送が続くほど、幅広い世代にわたり愛され続ける作品となった。本作を原作にフィリピンで制作された実写版が『ボルテスV レガシー』であり、現代向けにアレンジしつつ、原作に忠実なストーリーが日本のファンのハートを掴んだ。日本国内では『ボルテスV レガシー 超電磁編集版』として昨年に劇場公開され、『ボルテスV レガシー 超電磁リスペクトTV版』がテレビ放送された。
▲サイドビュー。CGならではの高密度なディテールにメタリック塗装が映える。前腕には手を引き出すためのスイッチが存在し、脇腹にはボルトパンザーの履帯を支えるアームのロール軸が確認できる
▲リアビュー。レガシー版の特徴であるボルトパンザーの4つの履帯や、ボルトフリゲートの艦橋などが確認でき、正面以上に情報量が多い
▲︎テストショット版のリアビュー。ヒジやヒザの関節部、履帯をつなぐアーム、背面やかかと部分にもふんだんにダイキャストが使用されているのが分かる
▲彩色見本版(左)とテストショット版(右)との比較。以降のボルトマシンはテストショット版を使ってご説明するが、実際の商品では彩色見本版のように緻密な塗装が施されることとなる。テストショットの正面からは、腹部に大きなダイキャストパーツを使用していることが見てとれる
▲︎天空剣やボルテス・バズーカに加え、超電磁ゴマと超電磁ストリングは2個ずつ同梱。付属パーツはまだまだ用意されているとのことだ。ハンドパーツも豊富に付属するが、取り付けたまま変形合体ができるハンドがボルトボンバーに最初から装着されることになるようだ(画像のボルテスVが装着)。これらの武器も実際の商品では塗装が追加される
▲専用台座。各ボルトマシン用の支柱が設けられてVフォーメーションの状態でディスプレイ可能
5台のボルトマシンを紹介!
月刊ホビージャパン5月号ではグレー試作のボルトマシンを掲載したが、今回は実際に合体可能なテストショット版を紹介。それぞれレガシー版の特徴である細かいディテールが精密造形されている。ダイキャスト素材の配分やクリアーパーツの使用箇所にも注目。
ボルトクルーザー
▲︎ボルテスVの頭部を形成するボルトマシン。劇中どおり機首を曲げると機首下部からボルテスVの顔が出現する。キャノピーには回転ギミックが存在し、横に回すと合体時のカバー状態となる
ボルトボンバー
▲合体時に両腕になるボルトマシン。合体用のハンドパーツを使うことで、差し替えなしの変形が可能。また垂直尾翼は折りたたむことが可能
ボルトパンザー
▲ボルテスVの腹部を構成するボルトマシン。レガシー版はオリジナルでは2つだった履帯が4つにアレンジされている
ボルトフリゲート
▲︎ボルテスVの脚部を担当するボルトマシン。両翼を畳み、艦橋部分を押し込んでレーダー部分を倒して変形させる
ボルトランダー
▲ボルテスVの両靴部を担当。ボルトクルーザー同様、左右のキャノピーには回転式のカバーギミックが存在する。また車輪は手動で回転可能
超合金魂 VOLTES V
●発売元/BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部●価格未定、発売日未定