2024年を通して話題の中心となった映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』より、衝撃の登場を果たした「ズゴック」がついにHGキット化。パッケージ画像公開に続き、本記事ではテストショットを使用した先行レビューをお届け。外観だけでは見えないところまでじっくりと深堀りしていこう! BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン開発担当のコメントも到着しているぞ。
■懐かしのフォルム!!
▲ 「SEED FREEDOM Ver.」となっているが、そのフォルムは『機動戦士ガンダム』に登場したあのズゴックそのもの。もちろん本体はすべて新規金型を採用。背負うことで途端に“ガンダムSEED感”が強まるバックパックは、HG インフィニットジャスティスガンダム弐式と同じ「フォランテス」が付属する
■内部にはヤツが!!
▲ 胴体内部はインフィニットジャスティスガンダム弐式の頭部と胴体を再現!! こちらは本キット用に新規造形されたものだが、別売りのHG インフィニットジャスティスガンダム弐式のものに交換することも可能だ
▲ 脚部も内部にインフィニットジャスティスガンダム弐式を模したフレームパーツを内蔵。さらに、映像でも確認できる靴裏は別パーツで形状と色分けを再現。コダワリがスゴイ!!
■SEEDアクション!!
▲ 「SEEDアクションシステム」により柔軟でダイナミックなポージングが可能。フォランテスのウイングはX字状に展開。ビームライザー/スラッシャーモードのビーム刃エフェクトパーツが付属
▲ 腕のクローは赤熱時を再現したものが付属。基部ごと差し替える方式で、劇中の戦闘シーンを再現できる
BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン開発担当コメント
中にインフィニットジャスティスガンダム弐式が格納されているという設定をガンプラではどういう解釈にするのかというところに、ファンの皆様も注目されていたと思います。インフィニットジャスティスガンダム弐式をすべて入れるとズゴックとしての造形や可動が破綻してしまうが、入れないのは負けた気がする…という葛藤のなか、納得できる商品仕様に落とし込めたのではないかなと思っています。
可動や付属品などこだわりポイントは多くありますが、バンダイホビーサイトで記載しきれていない部分でいくと、フロントスカート周りや足首などに引き出しギミックがあり、ズゴックならではのヒザ立ちや、安定した接地が可能になっています。急遽商品化になったアイテムですが、そういった細かい部分までこだわり抜いたモノになっています。
ズゴック自体がぶっ飛んだ存在だったこともあり、関わった人みんなが今までのガンプラではやらないようなぶっ飛んだ発想を出し合いながら、楽しく商品開発やプロモーションができたことが印象に残っています。パッケージ投票なんて普段なら絶対やらないので…。
「楽しみながら商品開発すること」の大切さを改めて認識させてくれたズゴックに感謝しています。